なんだかいきなり夏の気温になっている。例年のGW頃はもっと気温が低い筈なんだけど…。このまま暑くなっていったらどうなるのか、とちょっと不安になってしまう(汗)
ともあれ、ばたばたと半袖の服を出して、冬物を片付けて衣替え。おとといまでコタツが置いてあった居間には今日は早くも扇風機が出ていたりして…。本当に極端だよなあ。当然、身体にもこたえるので、しんどくて仕方がない感じ。
でも朝早くの涼しいうちにペン入れだけはすませた。まだいまいち背景のイメージがまとまらないので、これから植物図鑑のサイトを回ってみようかなあ、と考えている。やはり花が欠かせないのが私の作品なんだよね。
★Web拍手ありがとうございます。
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「記憶スケッチアカデミー」ナンシー関編・著 角川文庫
このあいだたまたま辿り着いたサイト、「記憶スケッチアカデミー」が面白かったので、文庫なども買ってみた。
この企画に参加している人はほとんど普段絵など描かない人だと思うけど、すごいユニークな作品ぞろい。人間の記憶ってかくも不確かなものなのね、と思い知らされてしまう。
しかしながら…この本の中の課題をいきなり描いてみろ、と言われたら私もあんまり自信がないなあ。カエルだのペコちゃんだの、鉄腕アトムとかパンダくらいはなんとか描けそうな気がするけど、カマキリとか、かなり難しい気がする。最近実物のカマキリを見かけることも少なくなっているものね。反面、常に愛用している、自転車などはわりと正確に描けそうな気がするなあ。
漢字を覚える時もそうだけど、絵のモデルの形を記憶するにはやはり実際に描いてみることが大切だと思う。全体のイメージが具体的に頭の中に焼き付くのではないかと思うんだけど。手が覚える、みたいなこともあるんだろうな。
あと面白かったのは「画年齢」という感覚。実際の年齢よりも大人びた絵を描いたり、子供っぽい絵を描いたり、というのが絵の上手下手を別にしてどうも存在するらしい。なんなんだろうね、こういうのって。描く人の性格とかものの感じ方なんかが反映してるんだろうか?こういうテーマなども出来ればもっと詳細を追求して欲しかったなあ、と思うと、やはりナンシー関さんの早逝はもったいないなあ、と思ってしまうのだ。
家の中に幼い子供がいると「絵、かいて」とよく言われるのよね。そういう時にこういう遊びをかねて記憶スケッチにチャレンジしてみても楽しそうだ。
考えてみたら甥や姪が「おばちゃん、すごーい」と尊敬の眼差しで見てくれたのって、お絵描きだけのような気がする…。