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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

生涯の古典の楽しみ

今朝も動悸と吐き気で目が醒めた。胃腸が悪いわけではないので、普通の吐き気を止める薬とかも効かないだろうと思う。吐き気がおさまってもまだ動悸は続いている。これって母もよく同じようなことを言ってるからなあ(汗)おかしなところが似ていてめげてしまう。起きる時に具合が悪いとその日は大体ずっと不調な感じ。めげめげ…。

でも気分転換は必要なので、久々にIllustratorを立ち上げて、自分の住所印の原稿など作ってみた。これもオンラインで見つけて、浸透インクタイプの住所印を作ってくれる所があったので、そこに頼もうかなあ、とか考えている。ただしおそらくは来月ね。

版下原稿を作る作業は慣れているから楽なんだけど、Illustrator本来の機能、お絵描きをするとなるとやっかいなのだわ。どうしてもフリーハンドで線を引く方が早いと思ってしまうので。でも幾何学的なパターンの作成には絶対にIllustratorの方が綺麗なので、今年はそれを作る練習はしたいと思っている。

Web拍手ありがとうございます。

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大河ドラマのおかげで、このところすっかり判官贔屓が再燃している。もともとこの時代にはロマンを感じていて、中学生時代にどっぷりとはまってから、その後も時折寄せる波のように気分が燃え上がる時期がくるのだ。

考えてみればヤマトタケルとほとんど同時期にはまっているからなあ…。タケルの方はずっと続けて突き詰めてキャラクターを作っていったので、それと並行しての義経のキャラクターまでは作ることが出来なかったのだけれど、背景にある平家物語の世界にはずーっとそれなりに静かな情熱が続いていると思う。

中学生の時にわーっと燃え上がって、その後は20代の時にお能にも通うことになるので、能の題材としても多い平家物語の世界にも親しんでいたことになる。その時期に古典の全集の中から、特に自分が好きなものは自分が働いたお金でちびちびと買い集めていった。だからうちに「義経記」があったりするわけだ。

この時代の物語好きはいつも古代史好きと並行している。だから義経のキャラクターもかなりタケルと共通点が多く、いまでもしっかり描き分けられる自信はない。でもイラストくらいなら、楽しんでもいいよね、ってことで、このところのお絵描きのテーマになっている次第。少しくらいの資料なら手許にあるから、それも便利だし。

でも実際に絵を描くとなると、手持ちの資料ではまだ物足りなくなってくる。だから資料になる本を買い込む…。そういうのがいままでに何度となく繰り返しているのね(笑)個人的には息の長いブームなんだよなあ。いや、ブームというよりはかなり人生の一部っぽいね(笑)

きっとこの先も判官贔屓は続くと思うし、源平の時代が好きなのも変わらないだろうと思う。スタンダードな古典を味わう楽しみは一生の間でも続けられるということが嬉しい。こういう財産がある日本っていいなあ、と改めてしみじみ思ったりもするのだ。

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