つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

葬儀は悲喜こもごもな人生のイベント

 

やれやれ…

 

おかげさまで、母の葬儀も無事に終わりました。昨日も書いた気がしますが、みなさま、どうもありがとうございました (^_^)

 

細かく言えば、アクシデントは多々あったんですが、でもいまの状況の中では充分に上出来ではないかと思っております。

 

山梨県在住の孫たちも家族で来てくれましたし、うちは父方の親戚がいないので、母方の親戚となるとどうしてもそれだけ人数が少ないのですが、こじんまり家族葬ならあんなものでいいのではないかと…。

 

特養でサンプル的に作ったエンディングノートの内容そのままには出来ませんでした

 

が、おおまかな本人の希望はかなえてあげることが出来たのではないかと思います。うちみたいに財産がない家だと取り立ててエンディングノートとか終活とか必要ないな、と思いました。日頃よく話す機会があれば、意思確認は結構出来ますね。

 

だからどこまで本人の希望を優先するか決めることが出来ます。

 

母の場合は「好きな音楽流して欲しい」というのがそれかな…。従姉とばたばた特養に取りに行ったのに、肝心の少年隊のCDの中身をラジカセの中に忘れてきて、痛恨のきわみでしたが、少年隊は駄目ならSMAPで!「オレンジ」とか意外にしっくりきました。

 

お経の荘厳感がいい時もありますが、わかりやすい歌詞の歌もいいなあ、と改めて思い、「DEPARTURE」を聞いてもいいなあ、と思ったり… (^_^;)

 

 


ブログで書いたような内容の…


それで葬儀社のスタッフの人と打ち合わせの時には喪主の挨拶をしないと言ってたんですが、なりゆきぶっつけ本番ですることになってしまい、原稿なしでそれでもすんなり言葉が出てくる自分にちょっとびっくり。

 

これがかつては引っ込み思案だった少女(そのころはね)だとは自分でも信じられないくらいです。

 

人は変わりますね。まあ、これは多分に「強くなろう」と願った結果と年の功のようにも思えますが… (^_^;) 主張が必要な時にはちゃんとする。あんまり怖いものがなくなった結果のような気がしなくもありませんが。

 

そ、そうだ、母が元気な時に言っていたセリフ。

 

「あんたはパパの最期の時に『生んでくれてありがとう』と言った、私もあれ、言うて欲しい」という望みですが。これもしっかりかなえてきました。
私って悪いこととかマイナスな記憶とかはわりとすぐに忘れるところがあって、それゆえにポジティブになれる面があるように感じます。

 

でも、これが弟の場合はそうではないのですね。

 

 

弟の行動が読めなくなるとき


今回、やはり振り回されたのは弟のことでした。

 

一昨日、3時になって、葬儀社の人たちがお迎えに来られて、私も4時には納棺の儀に行かないといけない。タクシーも来たのに、一向に弟が降りてこない。「なにしてんの〜?」と声をかけると「一人で服が着られへんから行けへん」と言います。「ネクタイなんかいらんから!」

 

それでもまだ…。「もうええわ!あとからおいで」と言って私だけ先に会場へ。親戚が来てわいわいやってると弟から電話。「タクシー会社の番号がわからん」と言うので、教えてそれから2時間近く…。まだ来ない。うちから10分もかからない場所ですよ。呼び出すとコール音は鳴ってるけど誰も出ない??

 

そうしたら突然警察から電話が…。「お宅の弟さんですか?タクシーで6,000円分以上乗られたのに、1,000円しか持っていないと言われるんで、運転手さんがこちらに連れて来られました」と…。おい、またか?

 

そこで私と警察の方と運転手さんが相談して、こちらが葬儀の関係だということで、運転手さんが送ってくださって、その運賃も含めて私がお払いすることに…。外に出てみると二人の警官がバイクで駆けつけてこられて…、地元の交番のお巡りさんでした (^_^;)

 

みなさん、弟に悪気がないのはご存知ですから、穏やかにすむのですが、運転手さんにおわびをして、7,000円あまりを支払いました。

 

「どこ行ってたん?」というと一度はここ(会館)に来たけど、誰もいないから斎場のほうへ行ったらあちらも誰もいない。そのうち家がわからなくなった…と。ここには大きな看板に→と「二階です」という案内が書いてあるのに。斎場の方は友引で休み、と言ったのに「あんた私の話、なにも聞いてないな?」「スマホも落した」

 

実は警察からの連絡は訪問看護ステーションにも行ってたんです。看護師さんから電話があったので、昨日の夕方に様子を見にきてもらうことになりました。

 

私らが騒いでたらお仕事中の納棺師さんが聞いてらして「冷蔵庫の中身、引き上げましょうか?」と言ってくださったので、ノンアルビールとジュース以外は片付けていただきました。

 

私は心配だたったので、帰宅する従姉に家の鍵を預けて戸締まりを見てきて欲しいと頼みました。昨日、鍵を返してくれたんですが「鍵どころか玄関の戸が全開で、近所の人が案じてくれてたよ」と。ご近所さんは弟が二階にいるかと思ってらしたそうですが、誰もいなかったんです。ごめんね。ありがとうございます。

 

 

 

正気なのか複雑性癲癇なのか?

 


それで昨日です。時間になって、出棺準備をしようと言う時になってもじーっと椅子に座ったまま動かない。反応がおかしい。これはもしかして、複雑性癲癇?と困って看護師さんにSOS。誰か連れて帰れるなら帰るけど、どうしたらいいかわからへん、と焦る従姉たち。ごめん、ひごろ見ないとわからんよね。

 

看護師さんは「歩けて、話せるなら大丈夫です。一緒に連れて行ってください。それができなくなったら救急車呼んでください」と…。私は喪主だから、自分で動けなくてもどかしい限りでした。

 

やがて徐々に醒めてきた感じだったんですけど、斎場からの帰り際にまた行方不明。みんなで必死で探したら、全然知らない人の車に乗ってたと、進行係のお姉さんが見つけてくださいました。

 

はあ…。すげー大変… (*-д-)-з

 

 

 

私が知らない事情があるようだ

 


で、帰宅後看護師さんが来てくださいまして、私ともしばらく話して、経緯を聞いてから本人と会ってくださったんですが、「自分のやっていることがわかってるから大丈夫です」と。

 

私には話しませんが、看護師さんには以前から、母のことではいろいろ言ってたらしいです。詳しくはわからないけど、恨んでるとか。普通、ある程度の年齢になったら、徐々にそういうのもましになるんですが、弟はいつまでもなにかに捕われているようです。

 

看護師さんには話す。「うろたえている状態」なんだそうです。母の死がいまいち上手く受け止められていないのか…。それは特養にいるあいだ、一度も面会にもいかなかったし、自分で動こうとしなかったから解決しないのかもしれないけど…。

 

私はそういうのはそもそもこだわらないし、自分から動いて人を結んでいく方が性に合ってるし、弟の気持ちはよくわかりません。

 

私には最高の親がそう思えない親だというのはどこにどういう問題があるのやら?

 


私はまだまだ動かないといけませんし、ほっとくのもいまいち案じられるんですが、看護師さんが「なるべくおとなしく休んでおくように」と言い聞かせて今日もまたちょこっと様子見にきてくださるそうです。

 

あ、ちなみにスマホは帰宅直後に固定電話の横で発見しました (ーー;)

 

 

 

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