母のところに行ってきました。
退院からまだ1週間くらいなのに、今日は元気がいまいち…。しんどいのか、うつなのかはっきりしませんが、時々、膝にかけたバスタオルをめくって、結んである右足のパジャマの裾を眺めているので、もしかしたら、いまごろ足をなくしたことでちょっと落ち込んでいる可能性もありますね。
「痛い?」と聞いても首を振るので、それはいいんですが…。
「今度は左足もならないように気をつけよう」と言うと、うなずいていましたが。
「なにか音楽を持ってこようか?」というと首を振るし、欲しいものを聞いても「ジュースが欲しい」と言うだけで、他に欲しいものとかやりたいこととかがないみたいで、やっぱりうつかなあ…??
母娘してうつだと本当に所在がなくて、しまいには私が母のベッドで横になったりしていました、結局1時間弱で帰ることにしました。
今日は弟も半生のうどんを作って食べるとか言ってたし、急ぐこともないんだ、と言うので、前から気になっていた竹情荘へお邪魔してきました。
特養から徒歩2、3分なんですが、この時期ですと誰もいなくて貸切状態です(^^) 紅葉の頃だと東福寺から流れてくるお客さんも多いだろうな…。(「お稲荷さんは今日もいっぱいです」と帰りのタクシーの運転手さんにお聞きしました)
パンフレットを拝見すると、いろいろお教室も開催されているらしいですが、平日のシーズンオフの午前中は贅沢な空間の独り占め〜(^^)
お庭に咲いているツワブキと杜鵑草が床の間にも飾られていて、ふと、そうか、これ今描いている作品の背景にも描こうかなあ、とかぼんやり考えておりました。
特養の職員さんや入所者さんや、家族の方や、隣接病院の看護師さんなどもちょくちょく来られるそうで、リクライニング車椅子が入れたら、母も連れて来ようかなあ、とこれまたぼんやりと考えてしまう…。私自身がぼーっとしているのが嫌いなので、母もさぞ退屈だと想像してしまうんですが、実は案外そうでもないのかなあ?? どうもそのあたりがよくわかりません(ーー;)
で、お菓子とお抹茶のセットをいただいて(抹茶のアイスとどちらにしようかと迷いましたが)お抹茶が美味だったので、かんたんお点前セットを特養に寄付したのをちょこっとだけ後悔してみたり…。(いやいや、どのみち自分で出来ないことは諦めないとね)
その後にギャラリーを拝見しました。
だいたい、ご夫妻とも私の祖父母とほぼ同世代の方なのですね。
絵を描く人間には素描が一番興味深いですね。
ラブリーな鳩さん(^^)
明るいガラスの光が反射しています。すみません。
鹿威しも静かに、こういう時を過ごすのって本当に贅沢な気持ちになります。しかも京都市内で。
またぜひ、お邪魔したいところです(^^)