父が地上を旅立ってから丸6年が過ぎました。
菩提寺があれば「7回忌ですよ。法事ですよ」とやかましく言われるところですが、
お寺から脱退した今は、そういうことも言われませんし、ありがたいです。
どうやら私は熱心な仏教徒だというわけでもないようです。
神道やその他もろもろのいいとこどりしてるなあ、とは思います。
無宗教だけど、信仰はあるのよね。自分なりの。
まあ、そのあたりのいいかげんさ、曖昧さが可能なのは日本で
よかったなあ、と思います。
イスラム教などはその家に生まれたら生涯宗教を変えることは
許されないそうなので…。そのあたりはものすごく日本と相容れない宗教です。
自由さに感謝しつつ、思い出すことが供養だと私は考えています。
まあ、それが私には自然なことなのですね。
オラクルカードを引いても、私の個人的な問いかけの時には
「Hello from Heaven」のカードは現れません。
私のことは私が決めろということらしいです。
家族の難儀の時は「Hello from Heaven」で意志を伝えてくれますが、
それ以外はお任せだなあ…。父らしいですけれども… (^_^;)
いつもわりとそばにいるけど、基本的にはあの空の上にいるんだと
思います。斎場の窓の外に拡がっていたあの空に…。
とても切なくて、でも嬉しい…。