お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

シンクロニシティ

気候が不順なせいか、リズムがおかしくなっているのか、自分でもよくわかりませんが、体調が悪いです。

毎日、行こうと思っている店への買い物が朝になると具合が悪くてなかなか行けないという…。このあたりがやっぱり鬱の症状なんでしょう。

やっといくらかましになるのが夕方以降だし…。仕事があればその時に集中してやることも多いので、結局なかなか買い物に行けなくなっているんですね。この悪循環をなんとか出来るといいのですが… (ーー;)

寝ていても出来ること、というか、私には食事と同じくらいにかかせないのが読書なんですが、昨夜とその前の晩と、2日間で読んだのがこの本。

「アイの物語」

SFです。昔からSFでも歴史物でもファンタジーでもミステリーでもカテゴリに分けることなく読んでいたので、どんな設定でもわりとすんなりその世界に入れるのが自分でも便利かな、と思えるのですが…。

マシン(アンドロイド)に主導権を明け渡した未来の物語。「語り部」の人間の少年と女性型アンドロイド「アイビス」の出会いから始まります。…アイビスは少年に人間達の生み出してきた多くの名作を読み聞かせます。

設定は男女でもロマンスにはなりませんが、もっとずっと大きなスケールの愛の物語になります。フィクションの方が真実を語ることがある。

もともとヒトは日々たくさんのフィクションの中で生きている。

長編の中に7つの短編が組み込まれ、重層化した物語になっていますが、その短編の中にも秀逸なものがあって、思わず泣かされることが何度かありました。

非常に心が揺さぶられる言葉がたくさんありました。

「真の知性体は罪もない一般市民の上に爆弾を落としたりはしない。指導者のそんな命令に従いはしないし、そもそもそんな命令を出す者を指導者に選んだりはしない、強調の可能性があるというのに争いを選択したりはしない。自分と考えが異なるというだけで弾圧したりはしない。ボディ・カラーや出身地が異なるというだけで嫌悪したりはしない。無実の者を監禁して虐待したりはしない。子供を殺すことを正義と呼びはしない。」

これは知性体としての致命的なバグ…。

物語の力で世界を変える…。それは決して不可能ではないかもしれません。

このごろ「本」とのシンクロニシティが頻繁に起こります。

その時の私が考えていることや、まだはっきりと思考の形になっていないものなどが、キャラクターの台詞になって、あるいはエッセイの形を取って、見事に立ち現れてくる、という体験がしばしばあるのですね。

その本との出会いのタイミングがものすごく一致するというか…。手に取った本に私の心理や思考が別の形で、あるいはそのままの形で書かれているというのは、もう驚きを通り越して快感に近いです (^_^;) これだから読書はやめられません。

この状態が続くのならまだ先が楽しみです。やっぱり死神が離れていった時に私の波動が大きく変わったのだと思います。

人生って辛いことも多いけど、それなりに面白いことも多いです。めげないで行こう。

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