先日から、個人的に精神的なストレスが結構きついのもあって、まだ強い疲労倦怠感から立ち直れません。横になりたい誘惑と葛藤しています。
それでもどうしても買い物は必要だったし、コンビニと処方せん薬局にも行ってきましたが。このごろ種類が多い弟の分を分封してもらっているので、それだけに手間ひまがかかるようです。昼間は内科の処方で忙しいようですし。
ま、とりあえずそれはすんだので、午後はゆっくり出来るといいなあ、と願っております (^_^;)
いつのまにか10月で、また年賀状のことを考える必要に迫られてきます。コンペなんかだと7月にやってましたもんね。気ぜわし限りです (ーー;)
午年かあ…。馬を描くのは嫌いじゃないけど(上手下手は別として)、干支にこだわらない方が個人的に描きやすいのは確かなんですよね。さて、どうしたものか??
新装版が出たのでまた読みました。「図南の翼」
発売日のかなり前から、私の頭の中では珠晶さまと一緒に足袋をする杏珠の姿が見えてましたので、その分、いつもより余計にすんなりと世界の中に入り込めました。多分、内容の理解も一番深かったと思います。
「怪我人がいる。私がいない。だから妖魔は来ない」という犬狼真君の謎の言葉(?)の意味もやっと理解出来たことですし… (^_^;) いや、本当にごく自然に呑み込めた次第。いままでに何度も読み返しているのに、わからなかった部分。物語世界に飛び込んだ杏珠(私の分身ですし)のおかげかもしれません (^_^;)
この十二国記シリーズだけじゃなくて、優れたフィクションは現実の鏡のように世界を写しだして見せたり、作者もおそらく意識していないところで、シニカルな情景も描いて見せるし。フィクションとはいえ、実は大変鋭い鏡になっているんだなあ、と思っております。ただ、それに気付くか気付かないかで読み手側に感性と理解力などが要求されますが…。
現実を深く見るほどに、物語の中のそういう描写に眼が離せなくなる…。時々、フィクションが現実を越えるなあ、と痛感する瞬間です。