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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

乖離と失望と…

昨夜はもやもやした気持ちのまま眠ってしまったので、朝方から軽い眩暈のようなものに襲われています。 脳の血流が悪いみたいですが…。

怒るとろくなことにはならないとわかっていても、どうも「このままではいけない」という意識が強くありまして。

世の中の大半以上を占めると思われる、いわゆる「無関心層」の心を動かすにはどうすればいいんだろうか?などという、個人的にはひどく大それたことを考えておりました。

ましてやなんら専門家でもなく、社会的に権威を持たない私のような一般市民が、心の底から訴えても、きっと届く相手には限界があるんだろうな、という失望感。

手応えを感じさせる人たちは確かに存在するのです。またそれに反対する人たちも、残念ながら多く存在します。そういう存在も厄介ですが、でも無関心よりはずっとましかもしれません。

だって「愛する」ということの反対は「無関心」なんですから…。

世の中のあらゆる出来事を、もっと自分の身近に引き寄せて、真剣に考えて欲しい、と切に願っています。そうでなければ社会は変わりません。意識の変革こそがすべてを動かすエネルギーになるのです。

そういうことに気付かずにいる人々の多さに、個人的にものすごく「乖離」という想いが強くなっています。もしかしたら、もはや埋められない距離として、その乖離が存在するのかもしれません。

そういう時に、今朝、タイミング良く、丸山健二さんのつぶやきに出会いました。

その中でも以下の二つは衝撃でした。あるいはそうなのかもしれない、と思えたからです。

maruyamakenji (丸山健二) 現実を直視できないという日本人の信じがたい特質は取りも直さず自立の精神の致命的な欠落を意味し、それはまた一人前の大人になりたくないという幼児性の顕れでもあり、これをどうにかしない限りはこの国にちゃんとした未来が開ける可能性は絶対にない。教育の真の目的はそこにあるはずなのだが。2012.01.06 16:15

もしかすると、日本人は言いたいことを言わないのではなく、言うべきことを最初から持っていないのかもしれない。それを持とうとしないことで波風立てずに生きる術を幼い頃から身につけ、悪癖となり、謙虚という言葉で誤魔化し、遂には国民性にまでなったのだとすれば、これほど憐れなことはない。2012.01.07 14:50

泣けてきそうになりました。私が常々感じていたことを、別の視点から見れば、たしかにこういうことかもしれない、と納得出来たからです。憐れな日本人…。未成熟な日本人…。

さらにこれらの呟きはまるで私の意見のような気がしました。

あの原発事故と称する大犯罪は、まさしく国家の犯罪であり、さらには国際的な犯罪であったにもかかわらず、政府関係者は未だに世界に対して謝罪の言葉を発していない。それどころか被害者面をして、為政者としてやるだけのことはやった、あらゆる手を尽くしたという国民を舐めきった幕引きをする。2011.12.31 11:33

生涯を賭けるに値しそうな目的を持つこと以外に充実した人生はあり得ない。手の届きそうな目標というのは、所詮まやかしでしかなく、そこに到達するとたちまち飽きてしまい、その先へ新たな目標を定めるという気力さえ衰退する。そしてまた、まったく異なる、手の届きそうな安易な目的を相手にする。2012.01.01 14:06

のべつ自分を押し殺し、周りの動向を上目遣いに窺いながら、場の雰囲気を読み取ってそれに調子を合わせるような生き方を、ある日を境にすっぱりと断ち切らなければ、その人生は最初から無かったも同然ということになる。ただ単に命の糸を紡いだだけでは、動物の一生と大差なかったことになるのだ。2012.01.02 17:46

「もう政府はたくさんだ」という声がどこからも聞こえてこない。それどころか、政府に対する依存度が復活しつつある。尻を叩けばどうにかしてくれるはずだし、ほかに頼るべき相手がいないのだから致し方ないではないかという、いつもながらの意識に戻りつつある。頼むべきは自分自身だというのに。2012.01.03 13:16

まだまだ諦めたくないし、一人でも多くの人に幸福になって欲しいと願うのは本当ですが、それは眼を背けることからは生まれて来ないことなんですよね。

そういう勇気を持って、本当に真剣に考えることが出来る人が一人でも増えてくれることを、切に願っております。

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