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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「水の巡礼」

 暑い。いきなり夏日ですね。私も昨日から半袖で過ごしております。おかげで冬布団のカバーの洗濯やら衣類の入れ替えやら、いろんな家事も増えてます。なかなかのんびりとは出来ないのが家事だなあ、と(汗)嶺

ああ、でも郵便局なんか明後日から7日まで休みなんだなあ。この期間に届くべき郵便物やら送った郵便物やらの心配はやっぱり消えないですね。特に売買関係のものは。年末年始はわりと事故の心配もしますが、この期間ってうっかり忘れてしまう穴なんだなあ(汗)どうぞみんな無事に届きますように。

ぽつぽつとお絵描きもしてますが、まだなかなか進展しませんね。まだまだ線画の段階です。まだ線画自体もしばらくかかりそうです。

Web拍手ありがとうございます。

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 「水の巡礼」田口ランディ・著

私が初めてランディさんの文章を読んだのが、雑誌「ダ・ヴィンチ」誌上のこの連載でした。テーマそのものはかなりスピリチュアルなんだけど、それを受け止めるランディさんの感覚がかなり「普通の女性」っぽくて、共感を覚えたものでした。それが数年前。

単行本は買い逃していたので、文庫化されてようやく読みのがしていた全文が読めたわけです。もともとのタイトルは「聖地巡礼」だったけど。その「聖地」がどういうわけだかランディさんにとっては水にかかわりの深い場所ばかりだったんだなあ。

天河に始まって、出雲まで、(本当の始まりは出雲だったらしいですが)体感の旅紀行ですね。はっきりと私にはすごく面白かったです。漣

実はランディさんの本はエッセイの関係ばかりを好んで読んでいて、小説はまだ読んだことがなかったりします(汗)蓮でも少なくとも彼女の数在るノンフィクションとエッセイの中では多分一番好きだなあ、と思います。

「感覚」というとらえどころのないものを文章で表現し、それを伝えるのがものすごく上手い人だと思う。その形にならない「感覚」が本当に皮膚というか、感覚そのものとして実感出来るほどに伝わってくるし。すごいなあ。文章力がある人だなあ、とつくづく思います。その場の「気」を伝えるのがとても上手いので、いかにもこういうテーマの文章には向いてる人なんですよね。撚 …う~ん、かなりうらやましいぞ。秊

「気」の強い場所に行くと無性に眠くなってしまう、という感じ方も面白いなあ。「気」にあたってしまうのだそうですが。ちょっとリラックスしているようにも思えますね。簾

個人的に妄想と知的好奇心を掻き立ててくれる題材がいっぱいあったんですが、その中でも松村潔さんのサビア占星術については、昔ちょっと齧ったことがあるだけに、改めてもっと深く追求してみたい気持ちになりました。サビアンシンボル辞典、捜してみようかなあ…。劣

かくして、フィクションよりもこういう類いの本の方にやたらと想像力を喚起されてしまう私という人間がいるのでした。秊

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