「風神秘抄」読了しました。
ネタばれしちゃうと怒られるので、内容については
書きませんけどね。やはり、というか、本当に
根幹にあるものを再確認した、という気分です。
こういう形で本当に和もののファンタジーがある、
ということって財産だなあ、と思えたり。
いや、満足です。
すごく久しぶりに能に行きたくなってしまいましたよ。
もう20年近くご無沙汰してるんですが、あの映画館とは
まるきり違う清浄な「場」を味わいたくなって
しまいました。
あの頃、友人とのデートの場所は能楽堂でした。
観世寿夫さんという方の「心より心に伝うる花」という
著作にいたく感銘を受け、そのご本人があまりにも
早くに亡くなられて、その舞台に間に合わなかった
ことがすごく残念でした。
でも本当に能楽堂の「場」は気持ちがいいなあ。
機会があればのんびりゆったりと一日過ごしてみたいです。
(番組全部を見るにはほとんど一日かかるんですよ)
で、「風神秘抄」とお能がどう関係あるかというのは
やはり読んでいただかないとピンとこないかも(笑)
大人もしっかりと楽しめる作品です。