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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

平安の色

ふう、やっと一息。今日は朝からサイトの更新をして、そのあとイラスト4枚分のプリントアウト。(最近はやたらとデータが大きいので、印刷よりも読込みに時間がかかってしまう)その後、郵便局と区役所とスーパーをはしご。所用と買い物とついでに昼ご飯をすませて帰宅したところ。荷物を乗せるのに自転車を押していたけれど、徒歩でぐるっとまわったので、かなりいい運動になったと思う。坂道だしね。

お昼といってもスーパーのフードコーナーなので、軽食だったりする。でも久々に皿うどんを食べた。母と私はこれが好物なんだけど、父と弟が食べないので家では作れないのだ。でもコンビニでも見かけるくらいだから、根強い人気があるんだろうな。

Web拍手ありがとうございます。

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うちの近所の公園では現在、沈丁花と連翹と雪柳、それと1、2本の桜がほころび始めている。淡いピンク、白、黄色というのが春の花の先駆けのイメージかなあ。

CGは2作、平安ものが続いてしまった。いつも悩むのが装束の色。一番好きなのは「匂い」と呼ばれる同色のグラデーション。これは何色をテーマにしてもまず失敗することがない色だったりする。

いわゆる「かさねの色目」というものには現代の感覚からすると結構斬新な色の組み合わせがあったりするんだけど、それも実際に描いてみると、意外としっくり納まって、改めて平安人のセンスの良さに感心させられたりするのだ。

この平安の色彩感覚は現代の和服とか調度とかにもいろいろ展開させることも出来そうだ。一見派手な色合わせのようでも決して下品にならないあたり、とても参考になると思う。

日本人の色彩感覚と気候風土などは決して無関係じゃないと思う。もしも日本が熱帯の国だったなら、もっと原色に近いカラフルな色づかいになっていたかもしれない。

日本の色は湿度がある気候の中にもしっくり納まる渋さがあると思う。そしてそれに触れることで落ち着く効果もあったりするんだよね。古来からの色と形の文化、癒される効果もあるなあ。

モノトーンの京都の町に花々と祭の色彩があふれる季節も近い。

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