中綿の冬のコートとウールのセーターを脱いで、それぞれ薄手の春のものに変えた。ああ、袖が楽だなあ。このまますんなり暖かくなってくれると嬉しいけれど、三寒四温の落とし穴なんかもありそうだ。
お仕事が入る前に描きかけのイラストは仕上げてしまおう、というので、昨日今日と頑張ってなんとか完成。今年はやっぱり週に1作のペースだなあ。まあ、これくらいで仕方がないかな。
今月はドルパもあるけれど、体調と経済的な関係でちょっと行くのは無理っぽいかも(汗)仕方がないよね。また機会もあるかなあ、というので、なるべくドルパ関係の情報は見て見ないふりなどしてみたり。今年はお人形関係の出費は控えようと決心したからね。
★Web拍手ありがとうございます。>えーと、あの画像といいますとアニメの画像のことでしょうか?私はセーラーマーズのつもりで描いていたんですが…見えないかな?(汗)
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自分は描かないけれど、ファンアートは見るのが楽しみ、という作品があったりする。その中のひとつ、何度でも原作の小説を読み返したくなるシリーズについて。
前から私のサイトにいらしてくださっている方は結構ご存知だと思うんだけど、小野不由美さんの「十二国記」シリーズがかなり好き。たまにキリ番のリクエストなどでも描いてもらったりもする。
原作の方はやはり昔から読んでいて、一番最初が「魔性の子」が出た直後だから、10年以上前からだよねえ。でもって本編の方は「風の万里 黎明の空」が出た直後にそれまでの4作もまとめ読みした次第。そこで初めて「魔性の子」が番外編だったんだと知った。
本編は読み出したが最後、もう面白くて途中でやめられなくて、朝の出勤前ぎりぎりまでも(自転車通勤だから)読んだりして、一気読みだった。痛快でした。
それ以来、シリーズの中のどれかを再読しようとすると、全編を再読したくなるという状態に。幸せなことだけど(笑)
私は山田章博さんの絵が好きなので、ホワイトハートを手に取るのはなんでもなかったんだけど、かのシリーズの面白さがじわじわと世の中に広まりだして、おじさんたちは「読みたい。でもあの体裁を手に取るのは恥ずかしい」というジレンマに悩んでいたようだ。
そういう状況にも関わらず、「本の雑誌」でその年のベストワンの文庫になった時は拍手喝采してしまった。人気の後押しで、講談社文庫から大人向きの体裁で再出版。最初はティーンズ向け文庫だった作品が一般の文庫になる形って、もしかしたら初めてかも。
アニメ化もされて、さらに広く知られるようになって…。そろそろシリーズの続きが読みたいなあ、と切望するこのごろ。いや、小野さんの作品は一般向けの作品もほとんど全部読んでるし、悪霊シリーズもしっかり読んでいる私だが、やはり十二国記は特別な気がするのだった。
いつのまにか日本のファンタジーのジャンルの面白さの基準が私的には十二国記と荻原規子さんの勾玉シリーズになっている気がする。それ以上の作品ってなかなか出会えない気もするのよね。だからこそ、続編をひたすらに待ちわびる次第。
そのうち好きなファンアートのリンクを作ろうかなあ、などと、ふと考えたりしている私なのだった。(すでにお気に入りにはたくさんのサイトさんが…(笑))