近所の人に食事に誘われたので、そういう気分になれないと断ると、「そういう時だから、気分転換に行けばいいのに」と言われた、と、母がめげていた。鬱の精神状態って経験のない人にはとても理解されにくいようだ。ぱーっと遊びにいったり外出したりする気分になれるようなら鬱じゃないんだってば。それで回復出来るならきわめて健康的な精神状態だと言えると思うなあ。私なんかもひどい時にはテレビの音がするだけでも嫌だもの。ましてや外出なんてとても無理。健康な人にはぴんとこないだろうな、とは思いつつ、誘われるとかえってめげてしまうのが現状だったりするのだ。
まだまだそういう病気に対する世間の理解を得るのは難しいようだ。もっと理解者が増えれば、鬱のために死ぬ人が減るかもしれないと思うんだけどね。
で、お絵描きが完成。結構大変だったなあ、と思いつつもわりと楽しかったので、もしかしたらまた義経にはチャレンジするかもしれない。甲冑を描くのは十二単を描くのとはまた別の楽しさがあるような気がするなあ。…ちょっとマニアックかな?(笑)
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弟が離婚する前、うちに子供達がいた頃は、いつもなんらかの動物を飼っていた。子供はやはりそういう小動物が好きなんだよね。
一番たくさんいた時には、うさぎ、ハムスター数匹、シマリス、セキセイインコ、オカメインコ、カブト虫などがひしめいていた。その頃は弟も熱帯魚などを飼っていたので、さらにアロワナ、ディスカス、アリゲーターガーなどが加わっていた。あ、時々、川蟹(甥が夜店で釣ってきた)やナマズ(弟が鴨川で釣ってきた)とかもいたなあ。
どうして犬や猫がいなかったのかというと、これはうちの父が絶対に飼うのを許さなかったためだ。父の言い分だと、自分が子供の頃に飼っていた子犬を病気で死なせてしまい、悲しい思いをしたので懲りたんだということだが、案外、父は動物があまり好きなのではないかもしれない。
子供達は「じゃあ、おじいちゃんが死んだら犬を飼うもんね」と言っていたけれど(笑)
しかしながら子供のこと、珍しがって世話するのは最初の頃だけで、あとは義妹や私が世話をするはめになる。よくあるパターンだった。休みで帰省する時にはうさぎなどは田舎に連れていったりはしていたけれど。
お正月の帰省で子供達が田舎に行っているあいだに離婚が決まってしまったので、連れて行ったうさぎはそのまま、あちらの住人になった。ハムスターはその時に家出して、ついに見つからず。残ったのは2羽の鳥だけ。
インコ達はもともと私の鳥のような感じになっていたので、(購入したのは弟だったが)その後もずっと世話をしていたが、一昨年に相次いで死んでしまった。弟が飼っていた熱帯魚たちも一昨年の弟の入院中に死んでしまった。(アロワナはほとんど自殺したみたいだった。水槽から飛び出て死んでいた)
現在我が家にはなんの動物もいない。
世話をしなくていいのは楽だけど、ちょっと寂しい気がしないでもないなあ、と時々思う。特に鳥たちはよく慣れていてしゃべったりしていたので、わりと慰めにもなっていたしね。セキセイインコくらい、また飼おうかなあ、と考えたりしているこのごろである。
本当はうさぎか犬が欲しいけど、結構お金もかかるしね~、と思うとなかなかそこまでは手が出せないが。ペットがいると精神的なプラス面が大きいともいうし。世話の大変さよりも可愛いものが欲しい、という欲求が大きくなったら、きっとペットが切実に欲しくなるんだろうな。
いまはまだ迷いどころの中にいるようだ。