お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

運動音痴だけど…

昨日も今朝も朝の体調不良に苦しむ。これも鬱の症状だと言われるとどうしようもないけれど、とりあえず飲める薬は飲んで我慢することしばし…6時に起きて、ようやく調子が良くなってくるのが10時くらい。今日は気分の悪さが治ってもまだ落ち込みが結構ひどい。現在もらっているSSRIはパニックなどの不安にはよく効くらしいが、鬱には三環系の薬の方が効くそうだ。でもそちらは動悸の副作用がひどいしね。副作用のない薬はないけれど、症状か副作用か、どちらかを我慢しないと仕方がないのはやだなあ(汗)

でも少しずつお絵描きだけはしている。けど…選択範囲を作るチャンネルの数が全然足りない。それだけをみても正装の十二単よりも大変なのは確かだなあ(汗)

Web拍手ありがとうございます。>春音さん、ポストカードの用意は出来ているのですが、投函が明日になるかもしれません(汗)すみません(汗)

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このあいだから、うちの家系の特徴のようなものを書いているが、もうひとつ確かなことがある。うちの家系はみんなスポーツは苦手らしい。学者だのエンジニアだの、そういう方面に進んだ親族はたくさんいるが、スポーツの方面に行ったのは誰もいないもんね。

私なんか、小さい時からやはりスポーツは大の苦手だった。運動神経なんて、ほとんどないんじゃないかと思うくらい、すべてが駄目で、小学生になってから以降、ずっと体育の時間が大嫌いだった。

「学校の科目に体育というのがある限り、絶対にオール5なんて取れないわ」と悟るのも早かった。実際に中学生以降に「保健」が増えて、テストで高得点を取っても、体育の実技の点数の悪さををカバーするには足りなかった。コンプレックスばかりがつのる暗い授業時間だった。

そういう子だったので、なかなか自転車を買ってもらえなかった。町中を走るにはあまりにも危なすぎると思われていたようだ。まあ、学校も自転車通学は禁止だったしね。

私も頭から「自転車には乗れない」と思い込んでいたのだが、中学生の時、なんとなく友達に自転車を借りて乗ってみたのだ。そうしたら、まったくの初めてであるにも関わらず、さほど苦労することなく、いきなり乗れてしまったのだった。自分でもびっくり。

そういえば、前にどこかで、自転車に乗るというのはバランス感覚の問題なので、たとえばアイススケートができれば、自転車には乗れるし、その逆もある、というのを聞いたような覚えが…。「スケートなら私もできるやん、前にしか進まんけど」ひとつだけそこで自信が生まれた。

なにも出来ない、と思い込んでいた子にはそれくらいでも結構感動するものがあったのである。

実際の生活の中で自転車に乗るようになったのは学校を出てからのことになるけれど、今では必要不可欠な交通手段だ。電車に乗れなくても自転車で行けるところもあるものね。

ところで、うちの母は自転車に乗れない。なんでも子供の頃に明治生まれのひいおばあちゃんが「あぶないから、女の子は自転車なんぞに乗ったらあかしまへん」と主張して、乗るのを許してもらえなかったそうだ。それからずっと乗れないままなので、母は「あの時…」といまだに思っているようだ。ちょっと買い物に行くにも自転車があると便利だもんね。

でも母の世代には乗れない人も少なくないようだ。どうかすると私の世代でも乗れない人がいるものねえ。これからの世の中、環境のためにも健康のためにも自転車はよさそうなので、いまに「乗れない人」もいなくなったりするのかなあ…と、ふと考えたりするこのごろである。

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