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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「病気」は人生のチャンスでもあります(^^)

母のところに行ってきました。忘れていたけど、今日は入浴日だったんですね。なので、部屋には戻らずに食堂で話をしていましたが、今日はかなり元気そうでした。結構自然排便もあったらしく、それですっきりしたのかも…。ちょうど入浴のタイミングでよかったと思います。

 

看護師さんにもお会いしましたが、母が頑張って食べているおかげで、左足の褥瘡も改善しつつあるようです。まだポケットと呼ばれる状態の箇所はあるようですが、それでも切断云々に比べたら全然いい状態のなので、いままでに関わってくださったすべての方々と、見えないところで守ってくださっている方々にもひたすらに感謝です (^_^) こういうなんでもなく「順調にいっている」ことのありがたさを心から嬉しいと思うこのごろです (^_^)

 

あ、でも3日続けて外出すると、私は結構しんどいですね。かなりの疲労感があります。明日以降は在宅でいいからましだけど…。大根や油揚げも買ってきたので、頑張っておかず作らないとなあ… (ーー;) ←ほとんど気力の勝負になりますね (ーー;)

 

 

 

昨日の話題と微妙に続いてるんですが…。

 

このごろなんとなく思うこと…。心身の病気というのはいろいろなタイミングで人生のいろいろなところに現れますが、まあ、原因がなんであれ、(ストレスとか、疲労か、細菌感染とか、不摂生とかもろもろね)そのタイミングで「自分自身のことを見つめなおせ」と言われているような気がするんですよね。あくまでも個人的な感覚ですが…。

 

昔の人は(父もそうですが)青春期によく結核なんかになりましたよね。それをきっかけに生と死について考えざるを得なくなって、治癒後に進路変更をしたりした人も結構いるんじゃないかと思います。

 


私も10代後半に数年かかる療養を余儀なくされたので、普通だったら、そこで挫折しているわけですよね。ちょうど受験にぶつかる時期ですし…。まあ、私の場合は出席日数の関係で、高校行くだけでもギリギリでしたから、特に専門的にやりたい勉強があるわけでなし、また家の経済的な事情もあって、美術系大学とは一層無理だし、まあ、そういうことを諦めてぽっかりと空白の時期の中に放り込まれた次第です(ーー;)

 

でもその期間に学校時代には見つけることができなかった趣味のあう友人や親友を見つけられたことや、やりたい道が見えたこと、洋裁の技術が身についたこと、なによりもそれまではしばしば陥っていた自己嫌悪との縁が切れたことが大きいです。

 

自分を嫌いだったのに好きになれた。それも大好きなお絵かきを通して…ですからね。これがずっと後々まで、今現在にも至るまでの私の大きな強い芯になっていることを思えば、進学するよりも得られたものが大きいと思うのです。もちろん進学していたら、それなりに違うものも得られたかもしれませんが、私はこれで良かったな、と思います(^^)

 


まあ、パニック障害は高校生の時からだし、同じ時期の体調不良やストレスに起因してますが、これも家族の介護と看護のことが焦点で、いつのまにか改善していたというのが大きいですね。このことについては「自分のことよりもまず身近な人たちのために親身になることの重要性」を教えられたと思っています。

 

で、それが理解できたから、もうパニック障害は必要ないということで、自然と改善されたのかもしれません。意志的に治そうとして躍起になったわけではなくて、いつのまにか気がついたら…ですしね。

 

これも課題をクリアしてもう必要がなくなった結果だとも思えるな、と感じています。

 

母の介護が必要になったな、と覚悟を決めたら、瞬間的に五十肩の痛みが消失して、上げることもできなかった左腕が動くようになったこととか、健康に気をつけたり、何も特別なことをしていないのに、(痩せてもいない、というか痩せられない( ; ; ))血液検査の数値が改善していって、さらに今度は血圧の薬ももう必要ないかもね、というところにまで来ているというのも不思議なんですが、もしかしたらそれらのことも私の中で課題がクリアしていって「もう必要ないから」として脳と身体がバランスを取ってくれたおかげかもしれませんし…(^_^;)

 

医学的根拠もなにもありませんが、私個人には「バランスを取る」というのが心身の大きな課題だという自覚がありますので、多分、脳の働きと身体的な不調は両方を治していかないといけないんだと思っています。

 

脳というか、精神というか、心というか、そういうもののあり方はすごく微妙な感じがするんですが…。でも肉体に関しては脳のコントロールセンターが与える指令は大きいと思いますから、全体のバランスってすごく大事だと思う。

 

 


私はまだ脳の混乱があるから、身体的な疲労感が強い症状としてあるけれど、脳がもっと落ち着いたら、そういう身体症状もましになるのかな??という気はします。結局、心と身体はどこまでも切り離せないものですね。

 

で、どちらかの調子が悪くて病気になったら、実はその時が全体のバランスとか生き方とか価値観とかを根本的に見直すチャンスではないかと思います。

 

うん。病気はやっぱりマイナス要素ではありませんね。きちんとした治療をしながら、人生全体を見つめるとてもいい機会です。ここでしっかりと見つめ直すことができれば、いざ死ぬ時になってから「もっとああすればよかった」という後悔を残さずにすむようになると思います(^_^;)

 

 

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