つれづれ日記ー逝春抄ー

お絵描きと介護で多忙な日々 双極性2型障害と気長に共生中

「表現の自由」が傷つけるもの

私は自分自身が「表現」というものに関わる人間なので、「表現の自由」はもちろん非常に大切なものだと思っています。

 

でもこの夏以降、その「表現の自由」の範疇に入ると思われるものに触れて、まるで刃のようなもので傷つけられたような痛みを覚えました。

 

 

最初は例のオリンピックエンブレム盗作問題周辺に見つかった人間関係の複雑なコネと疑惑ですね。

きっちりと謝罪がなされたわけでもない有耶無耶な後始末も釈然としていませんし。

 

そもそも創作というのは白紙から生まれるケースは少なく、既成の作品などにインスピレーションを得て、独自の個性や解釈を経て、新たな作品として蘇るといいますか、ご馳走を食べても、それをしっかりと消化して自分の血肉に換えて、そこからあらたに自分のものとして生み出す努力が必要です。そこまで努力して生み出されたものを初めて「オリジナル」と称せば適切だと思っています。

コピー&ペーストして、そのまま「自作」と発表するのは論外です。

 

 


それから、1日の記事で触れたシリア難民の少女について描かれたイラストです。

 

haruusagi-kyo.hateblo.jp

 

あの少女についてはのちにいろいろな情報が出てきました。
彼女は本当に6歳の難民の少女で栄養失調状態でかろうじて救助されたようです。彼女の姿はここのサイトで見つけられます。

 

www.1aus100.de

 

ドイツのサイトですが、英語版もありますので、ご参考までに。

 

安全と寝床と、お腹いっぱい食べられる食事を求めて、大人の事情で世界的に翻弄されて、逃れてきた子供たちに、安全と食べものと安心と愛情をあげたいと活動されている方々の(団体の)サイトです。

 

難民に紛れてISの戦闘員が入ってきているとも言われています。そういうリスクも含めて受け入れておられる方々に、私は敬意を表しています。

 

こういう活動をも皮肉に嘲笑したと受け取られても仕方がない問題があの少女の絵にはあります。漫画家さんの言葉によれば「あれは芸術」だそうですが。それは絶対に認めませんね。

 

 

さらに、今朝見つけて驚いたのが「ブレンディ」のテレビCM。うちにはテレビがないから知りませんでしたが、テレビがあったら投げて壊していたかもしれません。

 

紹介もしたくありませんが、これです。

 


ブレンディ CM CM 牛を擬人化 乳牛になった女子高生に「濃いミルクを…」 「濃い牛乳 ...

 

動物愛護を訴えたいわけでもなさそうです。単なる風刺とも言い難いです。なんでも擬人化の世の中ですが、これは相当問題あるよ。これってまともな神経の人が作って放送許可出してるの??

 

精神疾患の人よりもかなりこっちの方が病的に思えるよ。ものすごくおかしいよ。炎上していたらしいですが(過去形?)問題にならない方がおかしいと思います。まともな感受性じゃないよなあ…。こんなものがテレビで流れていたのかと思うと絶句します (ーー;)

 

 

表現の自由」は人を傷つける武器にもなります。自由には責任がつきものです。それを忘れてはいけないと思います。

この記事「表現の自由にも限度がある?尊重しあえるネット社会を」

 

eltes-orm.com

 

にうなづきつつ、上記3つの表現には私自身が深く傷ついたし、作った人たちのかわりに恥じ入ったので、もうしばらくそういう刃物になる表現には触れたくない気分です。

 

傷つけるという感受性がない人たちのことを本当に表現者として認められるのか?少なくともクリエイターとかアーティストとは自称して欲しくありません (ーー;)

 

 

おかげでうつになりそうな感じです。

しばらくは心癒される優しい、美しいものを見ていたいです。

 

 

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