「病気」というと、とかくマイナスイメージに受け止められるものだけど、 日々それと暮らしていて、いつのまにかそれを受け入れている。 受け入れる、ともに暮らす。
不思議なことに、病気になることで、初めて気づいたことや 大切なものや大切なことが見えてくるようになる。 それはずっと元気だったなら生涯気づかないままで終わったかもしれない。 でもとても大切な発見と感動を得ることができたので、それを もたらしてくれた「病気」に思わず感謝してしまう。
さらに不思議なことに、敵視していたころの「病気」は あんなに手強かったのに、感謝してしまうと、「病気」の方で ひっそりとなりを潜めていって、気がつくとどこかに見えなくなっている。
治癒かもしれない。違うかもしれない。どちらでもいい。 もしまた帰ってきたら、歓迎しよう。そしてまた共に歩もう。
大いなる学びを通して、課題をクリアした時に、病気の方から なくなっていく、ということはあるらしい。 つまり「病気」は人生でなにかを学ぶために必要なものだったんだな。 案外、そういうものかもしれないな。
それに気がつくと、治る、治らないは本当にどうでもよくなるんだな。 今日のメモ。 覚書に書いておく。