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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

双極性障害と脳の誤作動

やっと、膝の傷のかさぶたがはがれたみたいです。診察は週に1度でいいことになって、明日以降はリハビリだけの受診になります。少しは早く帰れるようになるかな? ヒルロイドローションをもらいました。これでもおそらく傷跡は残るようですが、若い人じゃないから残っても別にいいや。ヒルロイドは20代の頃、手にも足にもしもやけが出来ていた時にかなり愛用した記憶があります。当時は下手するとしもやけもすぐに潰れそうになったからなあ… (ーー;) いまでもその名残で末端冷え性ですが、さすがにしもやけは出来ません。 今日はマッサージを受けたおかげで若干しんどさがましなようにも感じます。ひとつのピークを抜けたのかもしれませんが…。 週末にCDジャケットのお仕事をさせていただいた沢井比河流さんが演奏会に特別出演されるというご案内をいただきました。…行きたい、すごく! けど、留守にするとなるとやはり4〜5時間はかかりそうだしなあ…。往復の時間も含めると…。午後とはいえ、それだけ母を置いておけるかというとやっぱり難しいよね…。無理かなあ…。諦めざるを得ないのかなあ…?どうも行ける可能性の方が少ないとは思いつつ、心が揺れております (ーー;) この病気になって、しばしば思うこと。そして感じること。 脳というのは誤作動を起こしやすいものなんだなあ、という事実。 自分の意志や思いとは別に、意図しないことを感じさせたり行動させたり、またさせなかったり。心とか意志が生まれるのがどこかといえば、やはり脳だと言われるかもしれないけれど、最近私はどうもそういう気がしないんだよね〜。 魂の在り処がどこかと言われると、やはり脳そのものとはちょっと違う気がするのと同じかなあ?と思ったりする。 仮に脳から意志が生まれるのだとしても、それが本来の意志とは別のものに変質していたりして、だからこそあとで、もしくは脳に操られつつ、自己嫌悪に陥ったり、落ち込んだりしてしまうのだ。理性とは違う方向に勝手に脳が暴走してるくらいに感じている。で、なんとか軌道修正をしようと足掻く。努力するけど上手くいかない。さらに落ち込む。 そういう葛藤を常に続けていたら、なるほど疲労感が半端じゃないのもわかるなあ、と思う。 眠りは脳の誤作動をリセットして修正するために必要なものなのかもしれない。この病気の人は傾眠になりやすい、とクリニックで聞いたばかりだし。でも眠りだけではリセット不可な時もあって、そういう時はやはり長めの休息とかが必要になるのかもしれない。 統合失調症にはなったことがないからよくわからないけど、なんだか脳内で脳そのものと別の意志や心が闘っているあたりはどこか似ているのかもしれない。遺伝子レベルではかなり近い病気らしいし…。 去年、一度、眠らなくても全然平気。むしろ調子が良くて仕事もはかどる!快調!という典型的な軽躁の時があったけど、あの時は本当に脳内に覚醒剤に似た物質が分泌されているんだろうなあ、と感じた。ああいう状態を任意で作り出せるならそれこそ覚醒剤に手を出そうとする人がいるだろうな、というのも実感として理解した。 けれどもやはりそれは徒花だから。軽躁の時の万能感が忘れられずにそのままでいたい、と願う人は少なくないらしい。私もそうだった。でも躁鬱の場合は必ず反動が来るからなあ。 薬物は依存症と隣合わせだしなあ…。一生を台無しにするかどうかというと、やっぱり依存症は怖いと思うし。依存に落ちるよりは激しく波の多い日々の方がまだましな気がする。 軽躁は永遠には続かない。夢も永遠には続かない。波の多い日々に何を得るのかはこの病気と出会った人間の最大の課題かもしれない。 健康な人は生涯こういう認識を持たないままですむのかもしれないけれど…。まあ、正直なところ、どちらが幸せかわからないところもあるかもね、と私はひそかに思っている。
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