こんな記事を見つけた。一見は感動的な話のように思える。
達成なるか、クラス全員年間無欠席 東海大四高3年5組
http://www.asahi.com/edu/news/chiiki/HOK201202260001.html
学校通信「東海の風」 最新号
http://www.tokai.ed.jp/daiyon/kaze/index.html
が、よく読んでみると、40度の熱があっても点滴を受けて登校したり、インフルエンザが疑わしくても登校したり、というかなり無謀なことが行われている。
体調が悪い生徒の家に何人もの生徒がメールしたりとか、ほとんど「いじめ」に近いエピソードにも事欠かないようだ。
本当にこのことになんの意味があって、実は「いじめ」と表裏一体である事実に誰も気がつかなかったのだろうか???
全員が皆勤ってそんなにすごいこと??
私が高校生の頃、病気をしたために、かなり長期の欠席をせざるをえなかったことがある。
それは私個人の問題だけど、その時の担任に言われたこと。「成績は問題ないけど、出席日数不足はどうにもならないから、机の上で寝ていてもいいから来なさい」と…。
で、実際に時間数がぎりぎりの教科のみ、マジに点滴を打ってもらって、タクシーで走って授業を受けた。(ほんとに机で寝てたけど)
その時の体験はいまだにトラウマになっていて、何十年経ってもいまだに夢に見るくらいだ。
私から見るとあまりにも馬鹿馬鹿しいチャレンジとしか思えない。
もしも私がクラスの一員だったら、そういう計画が持ち上がった段階で、即刻休んで、計画そのものをチャラにしているだろうと思う。
日本人のこういう変なところ(押しつけがましい一体感)はやっぱり嫌いだ。
背中の毛が逆立つほどに煩わしいとしか思えない (ーー;)