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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

再生エネルギーについて

もどかしいくらいのスピードですが、現実的に考えるとこういう道筋を辿るのかなあ?とも思えます。

河野太郎さんのブログより

http://www.taro.org/2011/03/post-970.php

以下、引用です。

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再生可能エネルギー100%を目指す

2011年3月31日 22:16

311以後、日本の、そして世界のエネルギー戦略は変わらざるを得ない。

特に日本のこれまでの誤ったエネルギー政策は転換されねばならない。

エネルギー政策を転換するという強い政治のリーダーシップの下、それを実現するための合意形成とルール作り、そして技術開発が求められる。

今後、原発の新規立地はできないし、政治的な決断で原発の新規立地を止めるべきだ。この場合、40年で原発廃炉にするということを考えると、ほぼ2050年までに日本の原発は止まることになる。

具体的には、2020年までに20%の省エネ・節電を実現し、廃炉になる原子力の分を天然ガス再生可能エネルギーで補っていく。

          2010    2020

省エネ          -     20%

再生可能エネルギー  10%     30% (37%)

原子力        25%     10% (13%)

天然ガス       25%     25% (32%)

石油石炭       40%     15% (18%)

( )内は2020年の電力構成に占める割合

最終的には、さらに省エネを進めながら、再生可能エネルギー100%を実現する。

欧州気候フォーラム、ドイツ環境諮問委員会、欧州再生可能エネルギー協会、ドイツ連邦環境庁などが再生可能エネルギー100%のシナリオを掲げ始めているが、その多くは2050年に再生可能エネルギー100%を打ち出している。

日本も、政治主導で2050年に再生可能エネルギー100%を目指し、そのための合意形成やルール作り、そして技術開発を進めるべきだ。

2005年、太陽光発電の年間生産量は、1759MW、日本のシェアは47%だった。それが、経産省と電力会社、与野党原発族の誤った政策により、坂道を転がり落ちるように地位を失っていった。

       

年間生産量  日本のシェア

2005  1759MW   47%

2007  4729MW   25%

2008  7350MW   18%

2009 10000MW以上 12%

この10年、全世界の自然エネルギーへの投資は、驚くべき勢いで増えている。

2002   220億ドル

2003   270

2004   350

2005   600

2006   930

2007  1480

2008  1550

2009  1865

2010  2430

2010年末に全世界の風力発電の設備容量は1億9千万KW、それに対して原発は3億8千万キロワット。このまま推移すれば、あと5年で風力発電の設備容量は原子力発電の設備容量を追い抜くことになる。実際は、市場の拡大により、あと3年で風力と原子力の設備容量は逆転するだろう。

日本の外では、再生可能エネルギーが驚くべき勢いで伸びている。原発タリバンによる反再生可能エネルギープロパガンダから日本を解き放たなければならない。

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