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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

原子力にない未来にともしびを

3月11日、東日本大震災から1年を迎えます。震災のがれきの中に希望の光が揺らめいています。私たちはより安全でクリーンな未来を築く、たった一度のチャンスが与えられたのです。野田首相にすべての原発再稼働を撤回し日本を原子力のない社会に導くよう訴え、一周年にあわせ追悼しましょう。

親愛なる日本の友人たちへ

今週日曜日、東日本大震災から1年を迎えます。失われた多くの命、破壊された家々、先行きの見えない不安を心の中で整理しようと必死に模索する中、私たちはつい日本の未来について希望を見失いがちです。しかし、震災の暗い瓦礫の中から希望の光の揺らめきが見えます。私たちはより安全でクリーンな未来をつくる、ただ一度だけのチャンスを与えられたのです。

半世紀ぶりに日本が原子力ゼロの状態になるまであと50日です。1年前までエネルギーの3分の1を原子力に頼っていたこの国がここまで来るとは誰も考えられませんでした。巨大な企業の利益が行く手を阻もうとしていますが、私たちが生まれて初めて目にする安全なエネルギーの未来はすぐそこにあります。

野田総理大臣にすべての原発を廃止し、日本を原子力のない社会に導くよう訴えましょう。私たちの子孫が二度とこのような災害を被ることのないようにすることが、失われた命への追悼として最善の方法ではないでしょうか。今すぐ緊急嘆願書に署名をお願いします。さらにキャンドルに火を灯し、その写真をここにアップロードして希望のメッセージをシェアしてください。

http://www.avaaz.org/jp/light_the_way_to_hope/?vl

再び原子力災害に脅かされることのない未来を想像してください。そんな未来は、なんとすぐそこにあるのです。野田総理大臣が運転停止中の原発の再稼働を中止すれば、夏が来る前に日本は原子力発電ゼロの状態になります。大規模な電力不足に陥ることなく原子力ゼロの夏を乗り切れば、巨大なエネルギー需要を持つ日本のような国でも、原子力の危険性のない持続可能なエネルギー社会を構築することが可能であることを世界に発信できます。つい1年前まで、北海道から九州にかけて56基の原発が点在していた国から発信される力強いメッセージです。

日本は今後も原子力の安全を強化し原子力による発電を続けていくべきだと、今も多くの人が主張します。しかし、この一年間で私たちが目にしたものは安全からは程遠いものです。今なお福島第一原発メルトダウンの真相解明には至らず、何万もの人々が放射能汚染地区に取り残されたまま脱出できずにいます。放射能汚染の不安から食べ物や水を口にするのもためらってしまうことがあります。3.11の再発を防ぐ唯一の方法は、段階的に原子力発電を停止し完全に撤廃することです。

私たちは岐路に立っています。日本が次のメルトダウンの危機にさらされる社会に再び戻るか、福島の経験から学び安全なエネルギー社会を新たに創出するかです。原子力ゼロの日本を願いキャンドルに火を灯し、野田総理大臣にメッセージを送り、この可能性にチャンスを与えましょう:

http://www.avaaz.org/jp/light_the_way_to_hope/?vl

日本が今後、環境そして未来の世代への安全な新しい道を切り開く一生に一度のチャンスが与えられています。私達や子孫のために安全なエネルギー社会を作るべく、今再び共に立ち上がりましょう。

希望と決意を胸に

ジェイミ、キア、アリス、イアン、ダリア、リッケン、デビッド、Avaazチーム一同

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