一歩ずつでも前向きになりたいですね。
http://ameblo.jp/datsugenpatsu1208/entry-10857073022.html
以下、転載します。
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みどりの未来;いま、わたしに、あなたに何ができるのでしょう??
2011-04-10 03:48:13
いま、わたしに、あなたに何ができるのでしょう??
原発事故は人災といわれています。では誰が起こしたのでしょうか?電力会社?政治家?官僚?そうではないのです。原発推進の議員を選挙で選んだ(もしくは選挙に行かなかった)、原発は怖いと思いながらも何もしなかった、「私たち」の無関心こそが引き起こした事件なのです。
いま、私たちに何が出来るのでしょうか?悲しみに打ちひしがれている暇はないのです。
まずは、知ること!
1)原子力発電所とは
出力100万kwの原発は、一日3kgのウランを燃やす。一基の原発が一日運転するたびに、広島原爆4発分のエネルギーを生み出しながら、その3分の1を電気に、残りを海に捨てるしかない装置。→原発一基が一日に生み出す「核のごみ」=広島原爆4発分
日本はこれまでに、120万発分の「核のごみ」を生み出してしまった。
2)青森県の六ヶ所村には2827tという莫大な「核のごみ」が全国の原発から送られ保管されている(地震で保管容器が壊れたら大変な放射能汚染につながる)。
3)地震大国の日本に原子力発電所が54基もある(世界で3番目に多い)。奈良から近いのは福井県の原発。13基ある。想定する津波の高さは最大で2メートル弱しかない。3月11日の震災では津波の高さは高いところで23メートルだった。
4)静岡県の浜岡原発は東海地震の活断層の真上に建設されている(世界で最も危険な原発といわれる)。
5)日本の原発は老朽化していて危険(9割が70年代に運転開始)
原子力安全・保安院は、今年3月で運転開始から40年となる敦賀原発1号機(1970年に営業運転開始)の運転継続を認めた。→運転当初は30年から40年で廃炉にする予定だった原発を延長して動かし続ければ、当然事故の可能性が上がることになる。
未来をかんがえる!
1)電気を得る方法は一つではありません。
水力・火力・原子力が日本における従来の主な発電方法。これからは太陽熱・熱、風力、波力、小水力、地熱、バイオマス・・など環境に負荷の少ない方法に転換していきましょう。
2)原発を持たない国があります。イタリア、オーストリア、ニュージーランドなど。原子力を持たないことは可能です。
3)日本には技術があります。コスタリカの地熱発電の技術は日本からだそうです。
4)一人ひとりが声をあげれば、それは大きな世論となり世の中を変えられるはずです。
ドイツでは福島の事故を受けて3月26日に25万人の反原発デモがあったそうです。報道されませんが、日本でも反原発のデモが各地で行われています。ネットで知ることが出来ます。
5)今後は低エネルギー社会に変える必要があります。スウェーデンなどの北欧の国々の実践から大いに学べるはずです。
原発立地自治体の犠牲の上にある便利な生活。まぶしすぎるネオン、真昼の電灯、店のあちこちに置かれている液晶画面、多機能な携帯などなど・・・なくても生活できるものに電気を使いすぎていませんか?一旦悲惨な原発事故が起これば、電気も水もガスもない生活が始まるのです。そして放射能に汚染された大地が残ります。それは人事ではないのです。いつ起っても不思議はない風景なのです。あなたはどんな未来を選びたいですか?
谷口英子(みどりの未来 会員)2011.4.10
「みどりの未来」は欧州にある「緑の党」を目指す仲間が集まったグループです。 http//greens.gr.jp/
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