お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

感性のアンテナ

このところ家の中ではずっと熱帯夜みたいな感じだ。一応、エアコンを安眠タイマーにして寝るんだけど、それが切れて扇風機だけになっても、朝方ですでに27度とか28度とかある。さらに湿度も高いので、かなり蒸し暑い。いつもなら我慢する暑さでも体調が悪いと耐えられない。朝もはよからエアコンを入れるはめになる。湿度が下がるだけでも随分ましな気がするしね。今年は例年の1/4しか雨が降っていないらしい。なのにすでにこの暑さ、本当に思いやられるなあ…。

で、私は朝っぱらからやはりちょっとダウンしていた。慢性化したひどいむくみは寝ただけでは解消しない。足がものすごく重いので階段上がるのも大変だったり。病気ではなくても腎臓の働きは悪いと思うなあ。なんとかましにならないかなあ。

Web拍手ありがとうございます。

 ……………………

2、3日前のこと、夕刊の片隅に見つけた小さなコラム。遺伝子の情報を五線譜に置き換えて、メロディで表現してみる、という試みをやった高校生グループがいるらしい。面白い発想だよなあ。もともと遺伝子情報というのは音楽の形式に似ているらしい。専門家の手も借りてだけれど、実際にそれをやってみたというのがすごいよね。ジャンルを軽々と超えたこういう発想ってきっとやっていても楽しい作業だったろうな。

で、オオサンショウウオの遺伝子情報を楽譜にして、それをピアノで弾いてみたCDがあるらしいのだ。すごく興味津々。コラムを書いていた人の感想では、静かな清流に棲むサンショウウオにふさわしい、静かなメロディだったそうだ。

ちなみに人間の遺伝子情報でもやってみたそうだ。こちらは短調の重々しい調べになっていたそうな。…だから人間は気持ちが軽くなるような音楽を求めるのだろうか、とコラムの筆者は書いていたけれど。

重々しい短調のメロディは人間の生き物としての宿命みたいなものを暗示しているのだろうか、とか思うのは穿ち過ぎかなあ。地球の生命として人類に与えられた重いテーマを暗示しているような気もしたり。

そういえば、以前、星座の星ぼしの配置をそのまま五線譜に置き換えてメロディを作った人もいたっけ。私はそのCDも聴いたことはないのだけれど、星座のイメージにふさわしいようなメロディラインになっていたらしい。

人が美しいと感じるものはそういうふうにしてジャンルを超えて美しいのかもしれない。結晶を作ることでその水の美しさを調べている人もいたなあ。綺麗な水はやはり綺麗な結晶になるらしい。

こういうことからも考えて、人間が美を感じるものにはありのままの自然により近い美しさが存在するのかもしれない。表面だけ見てもわからないけれど、内面に潜むそのもの本来の自然の美しさ。きっとそれは受け取るがわも感性を研ぎすませておかないと気づけないものなんだろうな。

そういうアンテナ、いつも感度良好にしておけるなら理想的なんだろうけどね。難しいね。

Copyright (C) 2001-2018,Haruusagi All rights reserved.