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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

もうひとつの名前

今日は恐ろしく時間が速く過ぎていくように感じます。まあ、マッサージの日でしたし、買い物にも行ったしで仕様がないのかな…うーん… (ーー;)

昨日の漫研云々の話からの連想で、もうひとつの名前、ペンネームとかハンドルネームとか芸名とかの話ですが。まあ「芸名」というのはあまり一般の人には関係がないですね。

ペンネームもわりと限られてくるかな?

主に創作関係の人になりますね、これは…。アマチュアであっても、なにか創作物を他人に公表する場合にはペンネームというものが欲しくなるんですね。私もそうでした。

その10代から始まる漫研の時代に使っていたペンネームは「Alan」でした。これは当時大好きだった漫画作品のキャラクターの名前に由来します。

これがわかる人はある程度以上の世代で、なおかつかなりマニアックな少女漫画嗜好があった方だと思うのですが… (^_^;)

このペンネームは漫画サークルが解散して後もしばらく使っていました。だから10数年…もしかすると20年近く使っていたかもしれません。

わずかながら当時の友人で現在も交流がある人には、いまだにこのペンネームで呼ばれているので、かなり離れている立場にいると、なんとなく気恥ずかしいです (^_^;)

ネットを始めて使い出したのが「はるうさぎ」という現在のハンドルネームで、以来、丸12年以上えんえんと使い続けています。

名前の由来は当時飼っていたうさぎの名前が「はる」だったところから来ています。非常に安直な名前です (^_^;) それでも続けているうちに次第に愛着が湧いて来ます。なるほど、名前というのは「呪(しゅ)」なんだなあ、と納得する次第。

古来から、怪しげなものには名前を教えるな、呪術的なものに縛られる、と警告されていますが、それなりの根拠があったのかもしれません。

上古の女性は親きょうだいの他には夫になる男性にしか本当(真=まこと)の名前を教えなかった、と言いますし。

そういうことを知りつつも、私がネット上で本名を併記するようになったのは理由があります。

3.11以後のツイッターで、原発関連などの微妙な発言をする場合、匿名では信用出来ない、本名で発言しなさい、というような風潮が一部にありました。要するに自分の発言に責任を持ちなさいということでしょ?というのがひとつ。

それと仕事の関係もあります。ネットを介してお受けした仕事でも、事務的な書類のやりとりは本名になりますし、混乱を避けたいというのもありました。信用の問題もありますし。

ネットを介しての仕事でも実際にお会いして打ち合わせのようなことをしたこともあります。で、いきなり相手の方に「はるうさぎさん」と呼ばれても全然違和感がないんですよね、驚くくらいに… (^_^;) それじゃあ、もう本名と併記でいっちゃおう、と決意したのでした。おかげで書類のやりとりがスムーズになりました。

メールの署名の方は、仕事のみならず、金銭的な授受がからむやりとりが結構マメにあったので、かなり早くから本名を併記しております。やっぱり信用問題ですしね。

まあ、本名を公開することでそれなりのリスクはあると思います。けれども自分もそれなりに覚悟はあると思います。突き詰めれば自分の存在そのものに関わるくらいの危険はなきにしもあらずですが…。まあ、政治家でもあるまいし、私自身にそれほどの価値があるとも思えませんが (^_^;)

(そういえば昔は「家名に泥を塗った」とかで色々な懲罰的なものを受けるケースもありましたね)

込み入ったやりとりをする場合にはやっぱり必要だな、と思いますね。これは誰にも強制は出来ませんが。

私の場合、リアルの友人が知っている範囲のプロフィールは限られた人にのみ公開しています。限定公開ということですね。これも信頼が必要な場合には有効なものだと思うのですが。

現代の名前に絡む「呪(しゅ)」というのは、「その人を代表するもの」で、個人と個人、もしくは個人と企業、個人と政治的な活動(?)や社会運動に至るまで、「信頼」を繋ぐものなのかもしれません。ハンドルネームも本名も、いずれも大切にしたいものだと思います。

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