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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

学歴コンプレックスなるもの

世の中には、どうやら学歴コンプレックスというものが存在するらしい…ということをわりと最近知りました。

自分の中には存在しないものなので、そういうことを考えてみたこともなかったわけです。

いまでも実感としてはよくわかりません。やっぱり自分自身にとってはどうでもいいことだからだろうな。そもそも学歴とか出身校で他人を判断したこともないし、やっぱり気にしたこともないです。それってたくさんあるその人の要素の中のわずかな一部分にしか過ぎないもんね。

私自身に立派な学歴があるわけでもありません。が、なんというか、うちの親戚の連中は基本的に進学そのものを選択肢のひとつとしてしかとらえていないんじゃないかな?と思えるふしがあって。

極めたい学問があるのなら、大学でも大学院でも研究室でも海外でもどこまでも行けばいいじゃんね、という感じ。←こちらは学者タイプ。

その反面で中途半端な学校に行くくらいなら、さっさと社会に出てプロの技術を身に付けるわ、というエンジニアタイプとに見事に分かれてまして (^_^;)

私はそのどちらにも属さない異端ですが、まあ、いくつになっても一番にやりたいことが明確に存在していましたので、高校の時に病気した関係で、その療養のために20代前半はひたすらマイペースに過ごしました。

洋裁習って、バイトがわりにご近所の人たちの服を縫わせていただいたり、通信教育で医療事務の資格を取ったりしてましたけど。まあ、そういうことなども面白かったです。

本格的に社会に出たのが24歳くらいかな。まあいろいろと職場体験しましたが、どれもそれなりに有意義でしたよ。実際に社会に出てからの方が学べることも多いなあ、とよくわかりましたし…。いろいろなことをやりながら、自分にとっての最も重要なことをずーっと続けてきたわけです。

そういう経緯の中にコンプレックスを感じる余地がなかったというか、基本的に私の中には学歴云々の価値観が存在しないようです。

実際にいい大学を出た人すべてが人間的に優れているわけでもないですし、公園のベンチで珠玉のようなことを話してくれるお年寄りが存在したりするわけで、そういう貴重な機会を見逃す方が勿体ないと思うんですよね。

ちょっと検索したら「高学歴女子はガテン系男子に惹かれる」という説がありまして。

なんとなくわかるなあ、と思いました。

自分の腕一本、技術を頼りに生きているガテン系男子には半端な学歴コンプレックスなんか存在しないわけです。だから高学歴な女性に対しても卑屈にはならない。むしろ自分の腕と仕事にプライドを持っている。カッコいいな、と思いました。

でもこれって当たり前のことだよね。みんなそれぞれに得意分野には違いがあるわけだから、それを最大限に生かすように生きていけばいいと思うんですよね。いろいろなプロフェッショナルが得意分野で力を出しあって、それで営まれていく社会がやはり基本です。

名医にも名技術者にもいてもらわなくては困りますし、名運転手とか、名大工とか、緑の指を持つ農業のプロにもいてもらわないと困ります。そんなふうに自分が好きで、なおかつ得意だと思える分野で力を出せればそれがベストじゃないのかな?

学歴云々なんて、実にささやかなことにすぎないって、よーくわかりますよね〜 (^_^;)

このところのお気に入り、三浦しをんさんのエッセイ。

寝る前に読んでいて、何度吹き出したかわかりません。

大声で笑ったら隣で寝ている母が驚くので、必死で我慢していると腹筋がぷるぷるしてます (^_^;)いい腹筋運動ですね。なんだかツボにはまるんだよなあ…。

それにしても私とはかなり世代が違うのに、なんだって読書体験(漫画も含む)がかなり近いんだろう??どうもそのあたりがツボにはまる原因なのでは?と、ふと思いました (^_^;)

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