参議院の中継は私も見てたんです。
本当に死にたくなる世の中で、今日は少しだけ希望のかけらが
見えたような気がしました。
もはや哲学というか、その人そのものの踏み絵のようにも思えますね。
この原子力に関する考え方というのは…。
人間の物理的な生命、あるいは生物体としての生命に尊厳があるとは、私は露ほどにも思わない。もし人間の生命に尊厳があるとすれば、生命あるかぎりその一瞬一瞬を、他の生命と向き合って、いかに生きるかという生き方の中に、それはある。(小出裕章著「放射能汚染の現実を超えて」河出書房新社刊)
http://hiroakikoide.wordpress.com/2011/05/23/20msv-may23/
以下、転載します。
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5月23日 子どもだけは守りたい 小出裕章 (院内集会)
2011年5月23日(月)に国会で行われた院内集会に、小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)が参加されました。
集会内容
5月23日集まれ…子ども20ミリ撤回!文部科学省前要請行動&院内集会
http://fukurou.txt-nifty.com/fukurou/2011/05/post-7fe7.html
録画
http://www.ustream.tv/recorded/14907841
(小出先生の登場は開始後49分頃から)
小出先生の発言要旨
・いまやらなければならないのは子供たちを守るというその一点。日本では法律で、一般の人は年間1ミリシーベルトしか浴びてはいけないと決まっている。放射能は危険だからそう決まっている。私のような放射線の専門家、特殊な職業の人は年間20ミリまで我慢することになっている。
・それが、子どもたちにまでその20ミリシーベルトという特殊な基準を強制するという事態になっている。なんとしてもそれは認めたくない。それを防ぐため、知恵を集めていく必要がある。
・子供たちには原子力を許した責任は一切ない。大人は責任があるが、子どもだけは守りたい。皆の知恵と力を合わせながら、こどもをどうやって守れるか、考えていきたい。
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