少し前に友人のブログで見かけて、興味を持った漫画です。しばらく前に楽天で購入し、お絵描きが一段落したら読もうと楽しみにしていた作品。
で、一気読み。期待通り…いや、期待以上に面白かったです。鍊 ひさしぶりに非常にわくわくする気分を味わってしまいましたよ。漣
私はどちらかというと世界史には疎い方で、学生時代を過ぎるとさらに日本史に行ってしまったから、こういう時代のこともあんまり詳しくないんですよね。でも改めて「絵」の持つ説得力とか説明力とか、そういうものを思い知らされた感じです。活字ではいまいち距離を感じる時代の背景と人物が「生きている時代」「生きている人物」として描かれると、本当にすんなりと頭に入ってしまうんですよね～。かなりのインパクトで。
教科書なんかじゃ面白いわけないよなあ、と思う。
昔、ベルばらの連載をほぼリアルタイムで読んで、それなりにはまって、おまけとして世界史の成績まで良くなったこととかまで思い出してしまいました。秊
10代のわくわくした気分が戻ってきた感じだったり…。キャラクターは本当に魅力的ですし。撚
私が世界史にどうしても距離を感じるのは、キリスト教と密接に結びついた世界だっていうこともあります。個人的に一神教の観念とはどうも相容れないものがありまして。でもなあ…政治と宗教がほぼ一体化したようなのがあの時代だしね～。
そのあたりのことも含めて、これからもどういうふうに身近に感じさせてもらえるかな？という楽しみもありますし。続きが楽しみな作品が増えました。嬉しいな。劣
