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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

魂についての私見

このところスピリチュアルなことに関心が向いているから、というわけではないんだけど、ちょっとそういう方面の話。

どうも最近「魂は輪廻転生する」ということを確信するようなことが多いなあ、と思う。私には霊感はないと思うけど、わりと自分の経験として考えても、その結論に導いた方が納得出来ることが多いのだ。

たとえば実年齢が何才になっても大人げない人というのがいる。長いこと生きてきて、豊かな人生経験を積んできているにも関わらず、なんだかとても未成熟な感じを受けるタイプの大人がいる。

そうかと思えば実際にはまだほんの子供なのにとても広い視野を持ち、生きることに対して誠実で、真摯で精神的に成熟した感じを受ける子供がいたりする。

この差はどこから来るんだろう?と考えて、仮に魂が輪廻転生するとしたら、すでにいままでに何度も生まれ変わって、豊かな経験を積んできた魂は現世にあっても成熟が早いのかもしれないなあ、と思うのね。

逆にまだ生まれかわりの回数が少なくて、充分な修行が出来ていない場合は実年齢がいくつになってもまだ未成熟な魂だっていうことで、大人げなさが納得出来てしまったりする。

こういう感覚というのはおそらく知能とか、そういうものでははかれないものだと思う。確かに知能が高い子供は早熟なイメージがあるけれど、それともまた微妙に違うんだよね。「人として」尊敬出来るものが子供であっても存在したりするんだよなあ…。

それで、魂が輪廻転生する、ということを前提にすると魂そのものには本来性別もないのだと思う。そのたびごとに男に生まれたり、女に生まれたりして、双方の性を体験してきているのではないだろうか。

遺伝の部分として脳の性別が決まることによって今生の性別が決まるんだろうけど、そうじゃなくて基本的には人が人を愛することには男女の別がないと思うからだ。

私は精神的にはかなりそういうタイプだなあ、と思う。性別がどうこうと考える前に人間として惹かれ、好きになることがほとんどだからだ。だから友人として抱く感情がいつからか恋愛感情と区別つけがたくなったりするんだよね。

でもそれって私にとっては自然なことだし…。

なんというか、このことがかなり確信に近くなってきてから、私には既成の宗教は必要無いって思うようになったんだよね。いまの人生でかかわるご縁のすべてが大切で愛おしいもののように思える。特に「はじめて出会ったのにも関わらず、とても懐かしく感じる人」というのはやはり近い前世でかかわりがあった人なんだろうな、と思うし。

いまの人生でどれだけのことが出来るのかはわからないけれど、それを思い出した限りは忘れないように真摯に生きていきたいなあ、と思う。今日、いま出来ることを大切にして。

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