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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

年齢制限の壁って

ぶり返す寒さ。慌ててもう一度セーターを着直す。こういうことがあるから油断できないのが春。すっかり冬物を片付けてしまえるのはまだまだ先になりそうだ。

昨日のしんどさからなんとか抜けだせたみたい。夕べはわりと夢見もよかったし。またラフでも描こうかな、と考えている。明日はクリニックの受診日。このごろは4週間おきなので、わりと楽なんだけど、結構すぐに4週間たってしまうきがするのね(汗)なにも満足出来ることが出来てない気もしてちょっと焦る。

Web拍手ありがとうございます。

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日曜日の朝刊には求人広告のちらしがびっしりとはさまれている。時々私も見たりしているんだけど、一番やりたいような仕事、たとえばDTPの関係なんかだと、大抵こういう条件が書いてある。

IllustratorPhotoshopMac使える人、35才まで」とか。

そうなの。年齢制限が結構若くて、ほとんどが30才まで、とか35才まで、なんだよね。どうしてだろう。

やっぱり感覚とかセンスが若くないと駄目なんだろうか?体力的にハードなんだろうか?

いろいろ考えてみるが、体力的なことでいくと、たとえば「60才くらいまで」とあるホテルのベッドメイキングの仕事なんか、実際にはかなり体力を要するハードな仕事だと聞いたことがある。だからもっと若い人向きな気がするんだけど、そうじゃないのね。どうも頭を使う仕事から中高年者が遠ざけられてる気がする。

確かに年を取ればいくらか新しいことを覚えるのが難しくなるのかもしれないけれど、それにもやはり個人差はあって、デスクワーク向きの人だっているんじゃないのかな。

そういえば、前に1年だけ勤めたことがある会社での話。

CADの講習をやるというのだ。希望者は受講。ただし、仕事が終わってからの話で帰宅がいくらか遅くなる。その時私は他の仕事内容(主にWordを使っての)に気を取られていたので、CADの講座は次の機会に受講しようと思っていた。

そしたらあとで「やる気がない」と社長に言われたんだよね。これには頭にきた。必修だとは言われていないし、自分のペースで覚えちゃいけないの?って。

結局、この時のことがしこりになってその会社は辞めたんだけど、その時の直接の上司が私と年が変わらない人で、それでお互いにやりづらい面もあったかなあ、と思う。やっぱり自分よりも年が上、とか同じ年くらいの人間に向かって指示を出すのはやりづらいのかもしれない。でもそれを直接には言ってくれなくて、社長に告げ口するのはどうかと思うぞ。

こういう人間関係の難しさが中高年の再就職の壁を高くしているのかもしれない。誰だっていつかは平等に年を取るんだけどさ…。正社員の場合はともかくとしても、パートとかアルバイトの分野では年相応の高給なんかあんまり期待していないしね。

それでも、そういう人間関係の問題がなさそうな所でも年齢制限の壁が存在するのね。(ひとりしか求人していなくてもそれで落ちたりしたことがあるし)頭から否定されているようで悲しく思う人も少なくないのではないだろうか。

せめてチャレンジしてみるだけの機会くらいは欲しいと思うのだった。

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