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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

雑用の日みたいです

雨でしたが、昨日行きそびれた保険センターに行ってきました。障害者手帳の継続手続きが完了しました、という連絡が来たのでもらいに行ってきたんですね。弟の分も含めて。

 

私がいるおかげで弟は自分が動かなくてもいつのまにか全部手続きが済んでる感じ。不公平だなあ、とは思いますけど。かつて妻子がいた時の「家長」の立場とはえらい違いだと思います (ーー;) 今は私が家長だもんな。上のきょうだいの宿命だよな〜 (*-д-)-з

 

この(精神)障害者手帳というヤツは、なにが得なのか実は私にもよくわかりません。自治体によって違うようですが、京都市の場合は市バスと市の地下鉄は無料になります。それと、市の植物園や動物園、美術館や博物館の常設展示の部分も無料になります。そんなもんかな? でも、そもそも手帳の交付が受けられるような病状の人は、ちまちま出歩いている元気なんかとてもありません。たまたま路線に沿って通院が可能な人は交通費が助かるかもしれませんが、わずかなものです (ーー;)

 

 私も10年くらい交付はされているけど、実際に使ったのはバスに乗った数度くらいです。 植物園や美術館に行きたいと思ってもそういう元気はなく、機会もありません。ほとんど無用の長物に近いような気がします (ーー;) せめてタクシー代割引とかがあれば助かるのですが。

 

今日は母はよく寝ています。食欲はあるので、エンシュアゼリーを作るのが忙しいですね。またそろそろゼラチンを注文しないといけないかもしれません。このゼリーを1日に2〜3本分食べて、100%の野菜&果汁のジュースを5本くらい飲みます。あと麦茶か緑茶。 栄養が充実しつつあるのか、一時期よりも全体的に元気になっているように思えます。それはいいことなんですが。時々長い会話のような寝言を言うからびっくりするなあ。寝て起きたらさっき食べたことを忘れていたりするのも困ることは困りますね。これが認知症かもしれません。昔のことは驚くほど鮮明に覚えていたりするのに。

 

んー…、でも母もあんまり物欲はないかもしれません。私が部屋や衣類を片づけて処分していてもなにも言わないし。たまに「お小遣いが欲しい」というので「なにに使うの?」と聞くと、友達と食事に行きたい、と言います。元気な時はよくやっていたことです。 「行く時にあげるから」というとそれで納得しています。行ける、と思っているのが病気というか、認知の誤りなんだろうけど。

 

もともと非常に気前のいい人で、なんでも人にあげてしまうタイプでした。自分だけがため込むことはまったくなかったなあ…。「もの盗られ妄想」はちょっと起きにくい気がします。万一「ない」と言ったら、「ほらー、自分であげたやんか、○○さんに」といえばあっさり納得しそう (^_^;) 

 

うちの母はあんまり恨まれそうなぼけ方じゃないような気もしますが、ただ来てくれた人にすぐ「帰って」というのはなんとかして欲しいです。毎回言われたら可愛くないと思う人も出てきそうだから。 「私何か悪いこと言うた?」と真剣に悩んでた人もいたんだから。「あれは病気です」とその都度フォローが必要になったらやだなあ… (*-д-)-з 可愛い認知症、っていうのは難しいですね。可愛いぼけ方が出来たら一種の人徳みたいなものかしら??

 

 

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