予報では前線通過時に雷雨だというので、朝からばたばたと用事を済ませてきました。銀行とコンビニと。
でもいま現在はまだ雨は降っておりません。まあ、いずれにしてもお昼前後には雨になるだろうし、気分的にはすっきりしてるんですが。
それでもって今日は昨日の続きで本当に地味に和風パターンの修正をしております。結局業平格子などは微修正がいまいちだったので、改めてIllustratorで作り直しました。
私がこういうのを配布するまでもなく、市販の素材集で秀逸な出来のものがいっぱい配布されているんですけどね。あれらだったら、購入者なら商用利用も可能なはずですし…。
私が始めた頃には素材集とかもまだあんまり販売されていなかったですし…。そんなに長い年月が経ったようには思いませんが、それだけの時の流れはあったんだろうな。
それでも私が地味に作るのはやっぱりアマチュアの人に使ってもらいたいためなんだろうな、と改めて思います。きちんと更新が出来るまでにはまだ手間ひまがかかりますが、今度は以前よりももっと「きちんと使えるもの」になっているはずです (^_^;) ホントに地味な作業だなあ…。
今度は全部png形式で更新するつもりです。私が常に和物を描いていて、最も必要とするのは地模様だったりしますので、やはりそういう感じのパターンが多いですね。もっと複雑なものも作れることは作れるんですが、それはもう市販の素材集の仕事だと思っております。
昨夜は「TIGER&BUNNY」関係の大きな本が２冊ばかり届きまして、改めてその世界観などを眺めておりました。
舞台は近未来で、レトロな建物と高層ビルなどが違和感なく存在する都市。メインは縦に３層になっていて、（限られた土地を有効利用するため）一番上の層にはそれなりのお金持ちが住んでいるようです。あらゆる人種が多様に暮らしていますので、この世界には人種差別はないようにも思えます。
通貨はドルらしいけど、言葉はなんだろう？虎徹さんが英語でサブタイトルを読むのに苦労しているのをみると、それこそエスペラントみたいな新しい世界公用語が存在するのかもしれません。アニエスさんは「ボンジュール」っていつも言ってるし。
虎徹さんの実家は郊外のオリエンタルタウンで、それこそいかにも古風な日本の町みたいだし…。こういう町があちこちに存在すると考えると、どの国の文化もそれなりに大切にされているのかなあ、と思えます。
人種差別がないとしても、特殊な能力を持つ「NEXT」と呼ばれる人たちは時として差別の対象にもなりがちなんで、そのあたりはまだ完全に差別がない世界ではないなあ。まあ、それゆえに彼らはその能力を生かして、都市の治安を守る「ヒーロー」として活躍しているわけですが…。
経済的な格差はそれなりにあるようで、ヒーローたちもサラリーマンですし、下町にはホームレスの人もいましたし…。
この作品がもともと現実の世界のファンに向けて作られた作品であるとしても、このあたりの世界観は興味深いですね。人種差別がなくなっても経済格差はあるわけだ…。そういうのは仕様がないことだというのが通念だと思ってもいいのかなあ？…って、そもそもフィクションの世界にそういうツッコミを入れるのは野暮なんですが… (^_^;)
私がはまった理由のひとつには、こういう細かい世界設定もあるかもしれないなあ、と思いました。それでいて、どこかリアルに共感を抱いてしまうキャラクターたちとか…。大人のファンがいろいろと楽しめる要素が実に多いなあ、と納得。
今までは４カ国メイン（どこだろう？アメリカ以外はよくわかりませんが）に海外配信（放映？）されていたとかで、まだこの先アジアの方にも放送されるそうです。
これから先の未来は国の内外を問わずになんらかのアニメとか漫画とかで共通な世代背景を持つ若い人々が育っても不思議ではないですね。
その世代が国のメインを担う頃には、同じ作品の共感でもって、もっと距離が近くなるのかもしれない、と考えると、結構楽しみな気もするのでした (^_^;)
