お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

原子力安全委員会が画策してます (-_-メ)

原子力保安委員会が年間許容量の引き上げを検討しているようです。

まったく、もう… (ーー;)

世の中とか、この国の人間たちの真実があまりにも見えすぎて

このごろひどく生きるのが辛いと感じています (/_;)

震災の場合は希望がいくらでも見えるんですが、この原発事故に関しては

明らかな人災以外のなにものでもなく、しかもそれに対する責任者や

当事者たちのあまりにも身勝手な言動がひどすぎて、

おぞましいというか、情けないというか、本当に絶望に近い思いしか

抱けなくなっております (/_;)

希望が遠ざかる時代になりました。

亡き父に「よかったねえ、こんなひどい世の中を見ないで済んだんだ」と

語りかけてみたり…。

http://www.nsc.go.jp/info/20110520.html

以下、転載します。

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低線量放射線の健康影響について

平成23年5月20日

原子力安全委員会事務局

標記に関する原子力安全委員会の考え方について説明いたします。

 放射線の健康影響は、「確定的影響」と「確率的影響」に分類されます。

 「確定的影響」は、比較的高い線量を短時間に受けた場合に現れる身体影響で、ある線量(閾値)を超えると現れるとされています。比較的低い線量で現れる確定的影響として、男性の一時不妊閾値は0.15Gy、ガンマ線で150mSv相当)や、リンパ球の減少(閾値は0.5Gy、ガンマ線で500mSv相当)があります。100mSv以下では確定的影響は現れないと考えられます。

 一方、「確率的影響」には、被ばくから一定の期間を経た後にある確率で、固形がん、白血病等を発症することが含まれます。がんのリスクの評価は、疫学的手法によるものが基礎となっています。広島や長崎で原子爆弾に起因する放射線を受けた方々の追跡調査の結果からは、100mSvを超える被ばく線量では被ばく量とその影響の発生率との間に比例性があると認められております。一方、100mSv以下の被ばく線量では、がんリスクが見込まれるものの、統計的な不確かさが大きく疫学的手法によってがん等の確率的影響のリスクを直接明らかに示すことはできない、とされております。このように、100mSv以下の被ばく線量による確率的影響の存在は見込まれるものの不確かさがあります。

 そこでICRPは、100mSv以下の被ばく線量域を含め、線量とその影響の発生率に比例関係があるというモデルに基づいて放射線防護を行うことを推奨しております。また、このモデルに基づく全世代を通じたがんのリスク係数を示しております。それは100mSvあたり0.0055(100mSvの被ばくはがん死亡のリスクを0.55%上乗せする。)に相当します。

 2009年の日本人のがん死亡率は約20%(がん罹患率(2005年)は約50%)で、年々変動しております。また、地域毎、がんの種別毎のがん死亡率の変動もあります。100mSvの被ばくによるがん死亡率は、その変動の範囲の中にあるとも言えます。

出典:ICRP Publ.103 国際放射線防護委員会の2007年勧告 

国際放射線防護委員会 放射線と線源の影響 2000年報告書、

原子放射線の影響に関する国連科学委員会 放射線と線源の影響 2006年報告書、

原子放射線の影響に関する国連科学委員会

がんの統計'10 (財)がん研究振興財団

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