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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

発想の転換は難しいな

現在の室温28度。体感的にはいくらかましな朝だけれど、どうも体質がかなり汗をかきやすい方に傾いているらしく、ちょっと動いただけで汗びっしょりになる。でももしかすると汗が出やすくなることが漢方の効果の一部なのかもしれないなあ。相変わらずのむくみだけど、足首が曲げにくい感じがちょっとましになったような気がしたり…。ほんの少しずつ効果が出てきているのかなあ。目立たない範囲だけどね。

暑さでやっぱり食欲はダウン。いま一番美味しいと思うのがお茶漬けだったりして…。動物性タンパク質とか脂ものは見るのも嫌な現状。唯一美味しいと感じるのはかき氷とゼリーだったりして…。それでも痩せないから嫌になっちゃうなあ…(汗)ため息です。

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うちの家族はもともと楽天家の性格ではない。

しかしながら、母の場合は去年夏に乳がんを宣告されてから、いっそうマイナーな傾向が強まった気がする。

ガン自体は転移もなく、細胞の悪性度も低いものだったんだけど、「自分がガンになった」というのがそもそもショックだったらしいのね。

それで現在もらっているホルモン系抗癌剤というのが、昨年認可されたばかりの薬で、副作用に対して充分な臨床例があるとは言えなくて、予想に反してきつい副作用が出ているというのもしんどいし。

大体ガンだと言われて手術した人はその後に鬱傾向になるらしいけど、それも例外ではない。鬱と副作用と夏バテの三重苦なんだよなあ…。

ましてや知人のだれそれが再発して亡くなった、という話などを聞いて余計に落ち込んだり。ガンだと診断されたからといって、必ずしも再発するとは限らないし、術後何十年も元気な人だって少なくないんだけど、どうもそういういいケースの方には考えられないらしい。そこいらが楽天家ではないゆえんだなあ。困ったものだ。

私は昨年乳がんという自分で発見しやすい場所の病気だったこととか、わりと早くに見つかって、転移もないというので、他の場所のガンよりもよかったかもしれない、と思ったりしているんだけどね。なんとかポジティブな方向に考えられるようになるといいんだけどなあ…。

実際に母の親友などは数年前に肺がんの手術をして、肋骨を何本か切除するほどの大手術をしたんだけど、現在はしごく元気だ。でもその人と同じ病室にいた人はすでに全員亡くなってしまったらしい。

出来る限りの手を尽くして、その後再発するかしないかも、何年元気で生きられるのかも、そのあたりはもうその人の寿命のような気がするなあ…。母の姉、つまり私の伯母などは56才で亡くなっている。それも発見が遅れたガンだった。遅れたこと自体が寿命なのかなあ、とも思ったり。

術後、病後の治療に関する後遺症云々については日本ではまだまだおざなりの現状らしい。なので、命は助かったけどあとの生活でかなりの不便や苦痛を強いられている人も少なくないようだ。そういうケアの部分が精神面を含めてもっと手厚く充実して欲しい、としみじみ願ってしまうこのごろである。

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