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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

今年も描くのだ

私宛にいただく年賀状はやはり昔の同人誌を作っていた頃に知り合った方々(当時の読者の方々も含めて)からのものが多い。でも数少ないけれど、学生時代の友人や、漫画仲間からのものもある。

漫画仲間…。サークルを解散した状態、というのが、そもそも会員の投稿が少なくなってきたから…というのが大きかったんだろうけど、そういうことから考えて、お絵描きとか、漫画を描くことが自分の生活に必要不可欠だという人って、実はそんなに多くないのかもしれない、と最近思う。

現実の自分の生活の中の項目に優先順位をつけると、「お絵描きはあくまでも趣味」と割り切って、忙しさに紛れて切り捨てることができる人もいるんだなあ、と。

私は描かないでいる自分は自分ではない気がずっとしていて、いままでの選択の際には、それを1、2の順位に置いてきた。描けない私が私らしくいられる自信がとてもなかったから…。

この価値観は中学生の頃にはすでに確立していた気がする。それを他の人に当てはめるのは無理だとわかっていても、かつて一緒に同じサークルでお絵描きしていた人から、「ペンを持つこともなくなった」というのを聞くと、やっぱり一抹の寂しさを覚えてしまう。

みんな本当に忙しいんだよね。でもその人などは、まだお子さんが本当の赤ちゃんの時にも育児日記を漫画で描いてたりしたから、その子たちが成長した今なら、もっと描けるのでは…とも思ったが、どうもそうではないようだ。やはりブランクは痛いのかな。

「続けていくこと」にはかなりの意志が必要なのかもしれない。ましてひとりきりだと創作するための刺激がなかったりするもんね。幸いなことに今はネットの世界があるから、新たに同好の仲間を見つけて、またいい刺激をもらえたりするしね。

でも「パソコンは苦手。一人では触れない」という人も少なからずいるからなあ。勿体無いなあ、と嘆いてもどうしようもなかったり。こういう圧倒的な情報量の差は大きいものね。それがもっと埋まるようになると嬉しいのだけれど。

現在、私はネットの長所を活用して紙を捜している。プリンタで便箋を作りたいのだ。

フェザーワルツ、パラダイス、アトモス、グッピーラップ、江戸小染etc.…この名前だけでどういう紙か見当がつく人は印刷、デザイン関係のお仕事をしている人か、同人誌をたくさん作ったことがある人くらいかもしれないけれど(笑)

 …私は両方の経験者だったりする…

全部見当がつくけれど、その紙にインクジェットで印刷するとどれくらいの再現性があるかというのがいまいちわからないんだよね。サンプルが手に入るといいな。

この紙捜し、しばらくかかりそうだ。でもこういうのってやっぱり楽しいのよね。創作は楽しい。そう思えることがありがたい。

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