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セシウム汚染、チェルノブイリ超え決定

結局、過去にも例がない最悪の結果になってしまったということですね。

しかも現在逃げ場がない人たちがたくさんいる、という事実。

衝撃です(ーー;) なんとかならないものかと思います。

費用を惜しんで避難をさせない、という場合じゃないと思うんですが。

政府はどう考えているんでしょうか。

まだまだ終末の気配は消えませんね。

http://www.monipo.net/blog/x/osenmap-110509/

以下、転載します。

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先日、航空から測定した「地表汚染マップ」の記事をお送りした。

かなり反響があったが、昨日の東京電力福島原子力発電所、事故対策統合本部の共同会見で質問が出たので、その内容をテキストに起こしてみた。単位も間違っていない。これからチェルノブイリと比較して、検討するなどとのんきな事を言っている。NHKの石川氏が切り込んだ。

セシウム汚染、チェルノブイリ超え決定」

会見はUstreamやニコニコ生動画で放映されているので、原発問題をウォッチングした人たちはすでにご覧になったでしょう。

会見を見れなかった方の為に、テキストにしたのでどうぞ!

□□以下、会見内容□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

NHKの石川といいます。

航空モニタリングなのですが、私の経験ですけれど非常に有効な手段なので

文部科学省なりしっかり準備を整えて欲しいという事と

その結果見てちょっと驚いたんですけれど。

文部科学省にちょっと、確認なんですけれど。

これ単位、土壌の蓄積量って単位間違えてないですか?

たとえば赤いところってほんとに300万ベクレルなんですか?

あの、セシウム137とかですね・・・

(回答)

単位立法あたり・・・という単位なんですが、間違っていないと思います。

立法ですか? 

失礼、平方メートルです。表面線量ですから。

(石川氏)

そうしたら、間違っていないという事を前提に質問なんですけれど。

文部科学省と安全委員会に(質問です)

この値を見てですね、当然チェルノブイリの汚染地域の値等をご存知だと思いますが、

それを踏まえて この赤い色のところ、黄土色のところ、もえぎ色のところ

どのように評価されるのかと、

それから、30万ベクレルというところが一番低い値と・・・

それ以下は計ってないんですけど。

30万ベクレル以下のところ、もうちょっとこまかくですね。

30万から10万とか、10万から3万とかいう形で出していただきたいと

これが第一点。

東電と安全委員会に質問

今の大気中への放射性物質の流失は4月5日の時と変わらないのか。

それから、流失しているのはどういう形で大気中に流出しているのか。

流失している放射性物質はどこに流れているか。

まず、航空モニタリングについて答えてください。

(答え)

セシウムの密度についてご質問あったわけですけれど。

安全委員会でもこの資料今日もらった状態でして、

先ほど申し上げたように、空間線量についてはきわめて大雑把な段階で

一応何点かについてみたわけでして

沈着量に関してきちっと委員の先生、また関係の専門家に良く見た上で

よく評価をして固めてまいりたいと思いますが、

チェルノブイリの場合ですと、

半径30Km圏ですと約1500~3700キロベクレル・パー平方メートル。

ここでの言い方だと、148万~370万ベクレル

というのが一番高いレンジとして示されているわけですけれど

そういったものとの比較も含めてよく委員の先生にご検討いただいて次回評価をお伝えしたいと思います。

(石川氏)

ということですと、この値、単位が間違ってなければ

チェルノブイリをはるかに上回る、赤いところは、パー平方メートルという事であれば。

そのあたりの比較をしっかりして出してもらいたい。

この数値をみるだけだと、ほんとうに驚くべき数値なので、僕は本当に驚いているんですけれど。

(回答)

はい、実際のその、モニタリングゾーンサンプルについても桁が大きくなっているので

文科省にもしっかり確認していただきたいと思います。

文科省

この作業、確認いたします。

技術専門家・安全委員会の方も入って作ったものですが、

確認いたします。評価のところは安全委員会というところです。

□□以上、会見内容終わり□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□

※先日発表された汚染マップの数値があまりに高いので、この単位が間違っていないかと疑問の声が上がっていました。この会見で単位が間違っていない事が確認されましたね。よって、チェルノブイリより汚染は酷かったということです。

※タイトルにチェルノブイリ180万~370万とはじめ記載しましが、会見で回答者が148万~と言っていたので148に直しました。

(他の情報では180万というのもありましたが、この辺はどちらでも良いと思います。あまりに福島の値がでかいので論点にはならないでしょう)

【追記 2011.05.09】

共同会見で質問があり、下記のような回答でした。

チェルノブイリ(ベルラーシという原発近くの都市)で土壌の汚染を基準に避難した事は知っている。しかし、今はICRPの最新の勧告に基づき線量で防護措置を取っている。

土壌汚染によるチェルノブイリとの比較は議論していない。

チェルノブイリは土壌汚染の基準で決めた時期、線量で決めた時期などいろいろ基準も動いている。とも言っていました。

いつものことですが、都合の良い数値(楽観的数値)を採用です。

都合の悪い土壌汚染に関しては、議論すらしていないそうです。

今、線量で20mSVという話をしているので、これから時間をかけてみてみないと・・・

と言っています。

原発周辺の人たち(主に福島県の人)で人体実験のつもりでしょうか?

今避難地域になった地域の人々も、当初から避難していれば一番被曝量の多い時期を避けられました。これから1年とか経過した時に積算線量が制限を越えました・・・ってなったら、その間余分に放射線を浴びてしまいますよね。すぐに避難した場合に比べて。これどうするんでしょうか?

あと積算線量といいますが、空中から受けるものだけを計って内部被曝は計らないのでしょうか。

内部被曝の方が値は何倍も大きいと言われているのに・・・

チェルノブイリが「土壌」と「線量」で判断した時期があったというのであれば、両方の数値を見て悪いほうを採用すべきでしょう。私はそう思います。

【公開された「地表汚染マップ」】

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