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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「BL新日本史」

 寒いですね。時々雪がちらちらしています。昨夜はかなり風も強かったですし。爆弾低気圧、北の方は大丈夫かな?今年はニューヨークあたりは雪がない暖冬らしいです。でも地元の人って楽観的で異常気象もあんまり気にしてないような気配も…。玲 そういう認識でいいんだろうか?と正直心配な日本人です。嶺

このところ、父のお腹の具合がまた微妙でして、2、3日は数回に及ぶハードなおむつ交換ばかりやっていました。胃に直接水分を入れるのはなかなか難しいです。スピード落とさないと下痢になってしまうしね。でも、もともと父はかなり敏感な体質だから、元気でいても難しいと思います。日々、ささやかに一喜一憂。蓮 でもこのごろはわりと血圧が安定していて、悪いなりに症状固定しているかなあ、と思います。

このあいだケアマネさんに「プロ並みの手付きになりましたね(笑)」と言われたシリンジ&イルリガートルの扱い。幸か不幸か、自分が病弱なせいで医療関係の適性はありそうな気がするなあ(笑)秊

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「BL新日本史」/堀五朗・著

軽く読める本がいいなあ、となんとなく手を出したのがこれ。

学校の教科書には絶対に載らないね、でもこういう視点の方が納得出来る部分は多いなあ、という歴史論です。

なんといってもBLですから、はっきりと言って男色史ですね。個人的に私もここにある見方の100%を肯定するわけではありませんが、それでも半分以上は事実だろうな、と思っています。

西洋文化が入ってくるまでの日本、キリスト教が一般化する以前の日本は性別に関する観念がしごく曖昧だったらしいです。だからタブーの観念も薄かったり。政治に関わる部分でも、ただ家柄とか実績のみではなくて、身分の高い人の寵愛の程度なんかが出世に関わったりしてね。まあ、そういうこともあったんだろうな、と。今も昔も「美形」って得なことが多かったみたいですね~。玲

そういう背景があるからこそ、かえって男女とか純粋な夫婦愛が輝きを放つのかもしれません。政略結婚とかものすごく多かっただろうしなあ…。日本史って微妙なの。

私はそういう傾向も興味深く見ております。人物を理解するのにも描くのにも独特の陰影が加わるから面白いなあ、と思います。

BL漫画家の知人のコミックスが出る時は、いつも西洋ものがメインと言うかタイトル作品になるんですね。それでないと売れない、という「大人の事情がね…(苦笑)」とのことですが、彼女の年末に出たコミックスもそうだったなあ…。2/3は和ものなんですけど(笑)そういうこともあって、歴史的背景の理解が深まって、1冊全部が和もの、という時代が来るといいなあ、と願っていたりするのでした。

こういう視点もありますよ。と歴史の見方がちょっと変わる面白さもあります。1時間ほどで読めてしまう気軽な本ですが。劣

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