同人誌時代からの古い知人から手紙が届いた。
開けてみるとミニパンフレットの形の近況報告兼、
郵政民営化に対するマイナス点など
あれこれと書いてあった。
実はこの人は郵便局に勤めている。
だからちょっぴり愚痴を交えつつも内情がよくわかって、
しごく参考になるなあ、と思って読ませてもらった。
でも、この情報、ただ限られた友人知人のみに郵送
していたら、あまり効果がないのでは?
いままでもこの人は自分の漫画の読み手があまりいないと
嘆いていたなあ。決して腕が悪いわけではないのよ。
ただ素材がわりとマイナーなジャンルになるから
同好の志を即売会で捜すのが大変なのよね。
だから私はかなり以前からネットでの作品発表を
勧めている。きっと趣味があう読者が見つかると
思うからだ。おまけにパソコンで描けばトーンや
絵の具もいらないし、印刷費も不要だ。
利点はたくさんある。
是非ともサイトを開設すべきでは!と強力にプッシュ
したのが今年の冬。現在まだプロバイダにも契約
していないという。ネットにつながないパソコンなんて、
ただのワープロ専用機じゃないか、と思うんだけど。
どうもこの人はパソコン自体が好きではないらしい。
だから積極的に物事が進まないのよね。
サイトを作っても自分に発信出来る情報があるかどうか、
なんて言ってるけど、この小冊子なんて立派なもんだよ。
ブログにでも載せれば何百人もの人が読んでくれるよ。
ネットのマイナス面はもちろんあるにしても
それを上回る利点がはるかに多いと思う。
悩みのいくつかは解決するだろうに。
パソコン嫌いの人の反応は私にはしごくもどかしい。
でもさらにあれこれ言うのって、きっと
余計なお世話なんだろうな(汗)
もったいないけどね。