自分の歴史の発掘作業(^_^;)
ものがたくさんある部屋の断捨離は発掘作業に酷似しています。
高く、深く積もった地層から、いろんなものを発掘していく作業。
ただし、私の部屋だから金銭的な価値のあるものはありません。が、思い出だけはいっぱいに詰まっています。
よくまあ、自分でもこれだけ、と思います。
そもそも部屋が出来たのが30年ちょっと前で、姪っ子がまだ生まれてなくて結構暑い時で、ごそごそ新しい収納庫を配置したりしてたんですが、ちょうどその時、生理痛が酷くて、途中で半分伸びてたら「大丈夫?」と義妹が案じてくれたのを覚えています。
当時はまだパソコンもない時で、荷物も多くなくて、あの部屋で友人に泊まってもらったりも出来たんですが…。それからやはりあっという間に本が増えました(ーー;) その本を段ボール11箱売って、Macを置く場所を作ったのが2000年の夏。(また暑い時だった)
ちょうどそのアナログ原稿からデジタルに移行する過渡期前後の原稿が昨日はどんどん出てきました。B4の原稿もあるけど、私、スキャナはA4しか持ってないんです。だからスキャン出来ませんが、まあ、色々と描いてますね。
原稿を見るとその時に考えていたことまで思い出すので、ある種のTime Machineみたいなところもあります(^_^;) その当時はまだブログも書いてなかったしね。原稿で思い出す当時。
アナログで描いていた頃はまだ仕事にも行っていましたし。2002年ごろまではきついなあ、と思いつつも働いてはいたんですよね。まだその頃はダイヤルアップ接続だったし、友人とチャットなど始めたのはもうちょっと後ですね。2004年くらい?
でもチャットをやっていても「大丈夫?」と言われるくらいハイテンションになっていたので、やっぱり軽躁だったんだなあ、と思います。自分では普通だと思ってたから。だから一般に双極性障害の診断に時間がかかるのは仕様がないとも思えます。
努力の意義を知っている人は他人の努力を笑わない。
— 藤本恭子/双極性2型障害と共生中 (@haruusagi_kyo) March 26, 2019
そして闘病というのはその努力の最たるものでもある。身体的にも精神的にも24時間自分と付き合うのは並の努力ではない。闘うにしろ共に生きるにしろ、自分を諦めないあなたを応援したいと思う。
昔懐かし、アナログ原稿
先にツイッターに載せたんですが、改めてこちらにも。アナログ作品です(^_^;)
大規模断捨離中、19年前の地層から発掘しました。アナログ作品。
さちみりほさんの「夢やしきへようこそ」の那智王さんです(^_^;) 懐かしすぎる。多分ファンクラブの会誌か何かに描いたんだと思います(^_^;)
こちらは1999年の作品。
源氏物語便箋のアナログ原稿。「澪標(みおつくし)」「槿(あさがお)」。
文字面は若紫と槿の姫君。
こちらは「橋姫」と「初音」。垣根からのぞいているのは薫君。明石のちい姫と。
ちゃんと便箋作りました。両面印刷ですね。翌年からデジタルに移行しています。
これはオリジナルスタンプを作った時の原稿。スタンプ用なので半分くらいに縮小。線も太めに描いています。
アナログの線画は今はもうこれほどは描けないと思います。やっぱり目がね…。
それとペンタブの時はなんとか抑えてるけど、おそらくはリーマスの影響になると思う震えはあると思います。左手はお絵描きの為に必死で抑えたけど、多分ゼロにはなってない。下手な字がますます下手だし(^_^;)
アナログに限って言えば、昔の方が技術的には上だと思います。未だに評価してくださる方も少なくないので…(^_^;) でももう多分、Gペンと丸ペンは処分しちゃうなあ…。