アルコール依存症は破滅の病
ちょうどレディ・ジョーンズさんが記事にされていました。アルコール依存症の問題です。
うちの弟はアルコール依存症です。
しかも飲むのをやめて離脱の時に、ひどい時はてんかん発作を起こします。いままでに何度かそれで救急車を呼ぶはめになりました。怪我をした後遺症も残っています。
一度は離脱の時に行方不明になって、警察に捜索願を出しに行く途中で、ものすごくラッキーなことにふらふら歩いているのをタクシーの中から発見しました。父が亡くなったばかりだったので、「パパ、捜して!」と叫んで家を出て10分後くらいだったので、帰宅後すぐに「パパ、ありがとう!」と叫んで号泣したのを覚えています。
その後はおきまりのように虫が大量に見える幻覚とか、そういうこともあって、母も私も非常に消耗しました。依存症というのは家族への影響が半端じゃありません。
一度、救急搬送された時、アルコールが原因だとわかったとたんに、救急センターの看護師さんに非常に冷たい扱いを受けて(あの人は勉強不足だったのと、依存症への誤解があったのだと思う)、私も屋上から飛び降りようかと思いました。なんかもう、地面に寝転んでまた号泣したことを覚えています。
自分自身のことではこうはならない。なまじ家族なだけに堪えるんですね。自分が患者であることよりも、患者の家族である方がきついと感じるのはそれゆえに、です。
離婚していてよかったと思うよ。思春期の甥や姪がこういうのにぶつからなくてよかったと思う。もしも見ていたらぐれてたかもしれません。壮絶なのです。私も思春期だったらおかしくなってたと思う。
2年くらい飲むのをやめた時もあったんですが、いつのまにかまた飲んでいたりします。
今朝も「眠れない」と言って部屋に入ってきたら、すごいお酒の匂いがするし、できたら病院に入れたいんだけど、アルコール専門の病院は市内でも遠くにあるので大変です。本当は家族でも距離を置く必要があると思うし、そうしたいけど、やっぱり経済的な事情で無理なので…( ; ; )
ああ、でもここで吐き出すと肉体が感じている吐き気が治まる感じです。やっぱり呑み込めないことを身体は察知してるんだなあ。「書くことは癒しになる」って本当だと思う。だからみなさまには申し訳ありませんが、ちょっとすっきりして、午後はまた仕事です(^_^;)
あ、ちなみに明日に私の担当の看護師さんが予告なしで弟に会いに来てくださるそうです。
「コンビニたそがれ堂 祝福の庭」
本当は年内にお稲荷さんにお参りして、母のところに行こうかと思っていたけど、今日は無理になったので…。気を取り直して違う話題です。
このシリーズは昨夜寝る前に読みました。「コンビニたそがれ堂」シリーズの新刊です。
ちょうどタイムリーなクリスマスにまつわるお話が2作。いや、クリスマスじゃないお話もありますが、どうしても印象に残ってしまうので…。
なおかつ個人的にシンクロニシティばかりの本でしたので…(^^) ちょうど私も本当になりたいのは「華やかなヒロイン」ではなくて、「ヒロインに魔法をかける魔法使い」のほうだなあ、と思っていたから…。ちょうどそういうお話だったのですね(^_^;)
人を幸せにすることで、自分も幸せになれること、それを最上の喜びとする人はやっぱり魔法使いタイプでしょう(^^)
ちなみに、このコンビニたそがれ堂の経営をしているのは実は神様です。読むたびにうちの白狐ちゃんが「きゃう!」と言って飛びついて抱きつく姿が見えてしまうんだけど、狐さんだからですね〜(^^) 人間が大好きな狐の神様。…だからお稲荷さんにもご挨拶に行こうと思ったんだけど…。
「悲劇のヒロイン」には絶対になりたくない。
「運命に立ち向かうヒーロー」は好き。
「夢を叶える魔法をかける魔法使い」にはなりたい。
最終的には
「大樹の下で動物や人と語らう老賢人」みたいなのが憧れですが、
人生は短すぎるのでそこまでは無理でしょうね(^_^;)
でも魔法使いにはなれたらいいな、と思っています(^^)