早速1冊。
文庫本のカバーをつけながら読みました。
ま、絵本ですからね(^_^;)
これだけを読むと哀しい印象が残る人が多いのかもしれません。
が、長いこと生きている私には「おしまい」のあとに続く
無限のバリエーションが見えて、そちらにむしろワクワクしてしまいました。
自分はやはり「物語を作る人間」だってことが実感出来ました。
作者17歳の作品だそうですが、作者ご自身が「物語る業」を持って
その後を生きておられるのだなあ、と思うと、うさぎの後ろ姿が
机に向かっていてもおかしくないなあ、と思ってしまった(^_^;)
隣に誰か座っているかもしれないし…。
悲惨な結末にも希望は残るのです。そんな感じのおしまい。