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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

イラストレーターの素養はニーズに器用に対応出来ることだと思う

 

私はpixiv以外にもお絵描きSNSとしてはTINAMに所属しています。

 

TINAMI - Navigator of Manga Artists -

 

2001年、自分のサイトを開設後まもなく登録したところ、その当時の担当の方に非常に好意的かつ高評価のお褒めをいただき、以後もずっと所属しているのですが…。

 

 


仕事紹介のプロダクション制度

 

いつからか忘れましたが、ここにはプロダクション制度があって、正式メンバーになると仕事を紹介してもらえることになっております。あまり興味があったわけではないのですが、去年、ふとしたきっかけで申し込んでみました。その時にもらった返事、というか課題がこれですね。



*塗りに関して、ディティールの弱さが目立ちます。影の効果などが上手く働いていないので、人物や物体の凹凸、光の当て方を意識して取り組んで下さい。この点を改善するだけでも、ぐっとイラストの見栄えがよくなります。

*弊社からお仕事をお願いするには、絵柄の調整が必要です。

 

  …などなど。

 

 

で、また数点がたまったので、もう仕事のことはどうでもよかったんですが、なにがどう変わったのか知りたくて、再審査に応募してみました。で、お返事いただいたのがこれです。



お世話になっております、TINAMI編集担当です。

再審査にご応募くださり、ありがとうございます。頂いた作品をもとに、再審査をいたしました。

 

結論から申し上げて、今回はメンバー昇格を見送らせて頂ければと思います。申し訳ございません。

前回との比較なのですが、正直に申し上げてあまり大きな変化は無いように感じられます。

 

すでにご自身の絵柄として完成されているようにも見受けられますので少し迷うのですが、
特に気になった点をお伝えすると、人体の肌の塗り方で影が気になっています。

 

影の色がかなりはっきりと描かれているので、影なのか、それとも隈などのようなものなのかがわかりづらいです。
特に顔の「影」「頬の赤み」がわかりづらく、人の顔から仮面のような怖い印象を受けています。
(絵柄的なものなので、意図されたものかどうかの判断には迷っているのですが…)

 

他、技量的なもので気になった点としては服の皺などの影がやはり気になっています。
ペンタッチの残り具合がイラストによっては目につきました。

 

また、これは絵の技量とはまた別なものではありますが、はるうさぎさんの絵柄に対して、弊社からですとお仕事のご紹介はかなり難しい、ということも恐縮ですがお伝えさせていただきます。

 

すでにはるうさぎさんのイラストはかなり絵柄としては完成している印象なのと、独自の世界観で描かれていることは感じられます。
弊社からのお仕事は基本クライアントさんからの下請け、仲介がほぼ全てでして、どうしても流行のイラストが描ける方へのイラストのお仕事のご案内がメインになってしまいます。

 

現在ですと、スマートフォン向けのソーシャルゲームのイラストなどです。
ですので、もしプロダクションでの審査を通過してもお仕事のご案内はおそらく難しいです。

 

ただ、再審査に対しての審査はもちろんさせていただきますので、もしそれでも差し支えないようでしたら、また再審査に応募いただけますと幸いです。

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次回審査可能になる期日と、課題を設定いたしました。
ご自身で課題をクリアすべく、練習に励んで頂ければと思います。

 

課題をクリア出来たと判断した段階で、また再審査にご応募くださいましたら幸いです。

 

今後の上達を楽しみにしております。それではよろしくお願い致します。

 

 

2016/08/01 16:04

 

ゲームのイラストなどの仕事がほぼすべて、なんだよね。やっぱりね。
こういう仲介をされているところは、いまはほぼすべてがゲームの仕事だと思っていいと思います。多分他には仕事の種類はないでしょう…。わかってたけど…。


ニーズに応じて絵柄を変えることができて、流行を適切に取り入れることが出来る人、要するにイラストレーターとしての適性がある人がいいんだと思います。そういう人なら、登録する意義もありそうですね。

 

 


私は絵柄はともかく、そういう器用な人間じゃなくて、相当不器用なところがむしろアーティスト系の人間じゃないかと思います。依頼をいただいてそれにお応えするのではなくて、心の底から描きたいと思ったものしか描けません。

 


だから私からもお返事しました。



 

>編集担当さん

どうもありがとうございます。

 

正直なところ、お仕事に関してはあまり期待はしていませんでした、
私自身がゲームはやりませんし、いまどきの「萌え絵」にも魅力を感じないので
そういうタイプの絵はやはり無理だろうな、と常々思っておりました。
いまの流行の絵柄も見当がつきますが、そちらの方向に絵柄を変える意思はありません。

 

私の究極の目標は「描きたいものを、描きたい時に、描きたいように死ぬまで描き続けること」
ですので、それを「仕事」にするのはやはり無理なようです。
いままではたまたま私の本来の絵を気に入ってくださった方がご購入くださったのですが、
それは望ましい形だったと思います。

 

「死ぬまで描き続けたい」のが目標なので、それを阻害される要素はないほうがいいのです。

「向かない」とはっきりご指摘いただけたことで、かえってすっきりしました。
他の会社でも同じことをお聞きしたことがあるのですが、「どうでしょうね…」と
はっきりしたお答えをいただけなかったもので…。でも、もうかなり自分の中では
心が決まっておりました。吹っ切れました。

 

でも描く限りは最後まで上達を目指す気持ちは持ち続けたいと思います。
再審査をお願いすることは多分ないと思いますが、TINAMIさんには今後もお世話に
なると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

これからも心ゆくまで好きな絵だけを描き続けていきます(^^)

このたびはどうもありがとうございました(^^)


2016/08/02 07:53

 

 

私にとってのお絵描き


描き続けることが一番大切。私が私でいられるための要素ですから…。変に注文をもらうと描けなくなる可能性も大ですし…。私にとって絵は仕事にはならないし、仕事にしてはいけないものなんですね。やっぱり天職。

 

これを死ぬまで続けるためにはやっぱり経済的な基盤をしっかり持たないといけなくなってきますし、他にもあらゆる努力が必要になりますが、他の仕事はやっぱりお金のための仕事で、絵を描くほど重要ではないのです。

 

まあ、生まれてからいままでずーっとこういう人生の選択をしてきたから今更ですが…(^_^;) 私が一番私らしくあるために絶対に必要なものですね。絵柄も世界観も私が地道に築いてきたものだから、いまさら変えることはできませんし、したくもありません。

 


逆説的にイラストレーターというのは器用に変化させて対応出来る才能がある人」とでも言うべきかなあ…??

 

どう考えても私は無理ですけど…。そういうことが難しくない人には目指していただきたい職業かもしれません(^_^;)

 

 

 

 

ずーっとしんどい日ばかり続いていて、もう相当嫌になってます。昨日も午後から寝込みましたし…。それこそ頑張ろうと思えるようなイメージが降りてこないかなあ、と願っているところです。

 

 

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追記*さらにお返事いただきました。こういう誠実な対応をしてくださるのがありがたいです(^^)

 

 

お世話になっております。TINAMI編集です。

審査コメントについて、ご丁寧にお返事ありがとうございます。

 

生涯描き続けられることが目的とのこと、とても素敵だと思います。
コメントでいただいたように、はるうさぎさんがご自身のサイト等でお仕事を受注されていることは存じておりました。
その上で弊社がお仕事をご紹介するような形でお力になれないのは、一重に弊社の仕事の作り方による体質によるものと認識しております。

 

イラストのお仕事に関してはあくまで弊社のような仲介会社を通してのものは、という意図でお伝えさせていただいたつもりです。故にお力になれず大変申し訳無い気持ちです。

再審査のおつもりはないとのこともかしこまりました。
イラストのお仕事については多くの人の目に触れることが重要であると認識しております。
ですので、投稿サイトとしてはるうさぎさんのお力になれるのであれば、弊社としても喜ばしいことです。

 

それでは今後ともTINAMIをどうぞよろしくお願い致します。

 

2016/08/02 14:51

 

 

 


 

 

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