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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

映画「Tajomaru」としごくささやかな私的裏話

自分で見積もり計算していてもわからない部分があったので、想い切って印刷所に見積もりをお願いしました。希望は変形というか正方形なんですよね。縦長も横長も1ページに納まるように。210×210ミリで。で、148ページかな(これは変わる可能性もあります)10部、15部、20部でそれぞれ見積もりしていただいたら、納得出来る範囲になったので(でも単価はそれなりにしますが)来年1、2月を目標に頑張りたいと思います。

 

とっとと年賀状を片づけてしまいたいです。

 

これでうつにならなくてすめばラッキーなんですが…。私の場合は「やれやれ」と思った時に心身ともにガクーっと落ちるから、次の目標があるというのが大事なんですよね。

 

 

 


カムイ外伝」という日本の時代物映画がらみで思い出した話。


2008年ごろだったと思うんですが、国内のある映画会社の美術担当という方からメールが来ました。

 

当時も私は和物のイラストを描くのに使える素材をサイトで配布しておりました。(いまでもやってますよ。リニューアルはしましたけど…)

 

で、その映画会社の美術担当の方はそこに載せていた丸い文様を使わせて欲しいとおっしゃるのですね。映画の中で使いますとのことで。
「劇場で販売するカレンダーとかグッズに使います」とのことで、それじゃあまあいいかな、というのでOKしたんですが、もちろん無償でした。

 

それというのも希望された文様については、私が創作したという確信がなかったんですね。古い文様の本を参考に描いたような気がするし…。と記憶が曖昧でしたので…。(すいません。いい加減な奴で… (ーー;))

 

 

タイトルは?とお聞きすると「Tajomaruです」と。

 

でもせめて無事に公開になりましたら、グッズでもいいから欲しいなあ、とおねだりしました (^_^;) 「わかりました。送ります」とのことで、劇場で販売されているというカレンダーやグッズが手元に届いたのは2009年の10月でした。

 

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9月10月のカレンダーの後ろにある幕に大きな文様がどーん!と。これですね。

 

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でも本来私が描いた文様(赤丸の中あたり)の周辺に華やかにするためか、取り巻くつぼみなどの意匠が描き加えられておりました。思わず「わあ」と言ってしまいました (^_^;)

 

 

 

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のちに当時はまだテレビがあったので、「Tajomaru」公開の広報番組や特集など見ていると、この丸紋が目に付く目に付く (^_^;) でかいし。 「めっちゃ目立ってるやん」

 

グッズでささやかに、どころではありませんでしたが、なにしろ、私が創作した確信もなく、手を加えてあったりしたら、もとの文様の本にも作者はいらっしゃるでしょうし、なんというかもう、著作権もなにもわけわからんなあ、という状況になってた次第です (^_^;)

 

 

それにその時は父が亡くなったばかりで、そういう猥雑なことを考えるのも嫌だったし、どうでもいいや、という気分になっていました。

 

だから我が家には見に行ってもいない「Tajomaru」のカレンダーが存在するのでした。

 

 

その体験で得た教訓。「しっかりと自分のサインが入れられる仕事をしよう」
現在も胆に銘じております。

 

 

 

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