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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

精神疾患の患者は常に自分と闘っている

昨日は母のところに顔を見て行って、帰りにスーパーに寄ってきただけなんですが、それだけで結構疲れていてまいります。

 

なーんかいつも疲れているなあ… (*-д-)-з

 

精神疾患の症状はいろいろありますが、父を看取って以降は私もこういう身体的な疲労感が本当にひどく強くなりました。身体が疲れているのか、脳が疲れているのか、そのあたり微妙なところなんですが…。

 

こういうふうな患者はいつも恒常的に「自分の内なるもの」と闘っている気はします。

 

自分の中の闘いだから表からは見えませんが、そのために消耗するエネルギーは半端ではなくて、そのためにいつも疲れているのかもしれません。

 

本当は家族のために、仕事のために、社会の人のためにもっと自分のエネルギーを使いたい。でも自分の中の相手との闘いで消耗してしまうからそれが余力として残らない。非常にもどかしいのです。

 

とりわけ疲れるのが「希死念慮」との闘いですね。これはもう本当にべったりと死神に張り付かれて、死への誘惑をされているのに、それに抵抗し、打ち勝たなければならないので、本当に半端ではない消耗戦です。きついですよ、本当に。

 

ですから、身近にそういう患者さんがおられる場合は、あえて励まさなくていいのです(かえって落ち込むから)。でもそばにいて、「あなたがいてくれると私は嬉しい」というようなことを言葉や態度でさりげなく伝えてあげてください。「あなたが必要」という気持ちは一番の励みになります。

 

家族や友人も辛いんですが、エネルギーに少しでも余力があれば、伝えてあげてください。それが最高の応援になります (^_^)

 

 

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