お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

「いちえふ」

ひどくしんどい…。今日はなにも出来そうにない。明日はクリニックと整形外科とのはしごだし。 買い物も辛いけど、今日は日曜で誰にも頼めない感じだし、もう本当にじっと寝てるしかないかもしれないなあ…。自分が入院したいくらい。 こういう時に母がすでに特養にいるならまだ安心だけど、いまさら別のところにショートステイに、というのもえらく難儀だし。介護にしてもヘルパーさんにしても、前もって「何日と何日に」というのではなくて、こういうふうにしんどい時に突発的に頼めるのが一番いいんだけど…。きついね…。 おかげで今日は尿量とかその他のバイタルも測定していません。母の体温は36.6℃というのだけは測ったけど。あとはもういいや…。 こういう時にどうかと思いつつ、読んだから書いておきます。今、話題の「いちえふ」です。 ツイッターの方ではハッピーさんという方が作業員をしてらして、ぽつぽつと内情は伝わっていたけれど(ハッピーさんのも本になっています)、やはり漫画という手法でルポルタージュされると、さらに何倍もわかりやすくなりますね。ところどころに図解も入ってくるからなおさらに、です。 漫画としてもちゃんと面白いです。本当に (^_^;) 原発の作業は「着替えるのが仕事」と言われるほど、何度も重装備を着たり脱いだり、非常に大変そうです。それだけ危険な場所だということですが、でも差し当たっての問題は、その重装備ゆえの熱中症の方なのかもしれません。 重装備で入っても実際に作業出来るのは線量の関係でわずか30分程度、ということもあるそうです。本当にのろのろとした歩みで、それでも頑張ってくれる人たちがたくさんいらっしゃるから…と思うと自然と頭が下がります。 作業員たちの待遇は決していいわけでもなく、普通の民家に10人ほどが泊まり込んだり、6次下請けとなると、お給料もホントにかなり差し引かれている状態になったり、頭から姿を消す悪質な業者もあったり。 それでも働く人たちは他の職場と変わることなく、本当に淡々と自分たちのやるべきことをされています。過剰な不安を煽るような記述は一切ありません。だからこそこれが著者の目で見た事実なんだと信用することが出来ます。 正直、自分が健康体であれば働きたいと思うくらいです。ヒステリックにならないために、こういうことをちゃんと知ることはとても大切かもしれません。改めて自分に出来ることを考えたいと思いました。 …あー、駄目だ。ホントにきつい。ちょっと横になります。
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