昨夜は疲労感が強かったので、早め(午後9時頃)に寝たんですが、なんとその直後の午後10時には母は起きたそうです。まあ。午後の3時頃から寝てるから睡眠時間は足りてるんですが、このリズムが「なんとかして!」状態なんですよね(>_<) 夜中にずっと起きているわけですから、もう午前3時頃から「排水溝が詰まったからなんとかして」だの「しんどいから早くその場所を空けて座椅子を置かせて」だの。まだ真夜中で私は寝てるっつーの!! (-_-メ)
午前4時頃にはもっと本格的に起こされるわけで、背中をバンバン叩かれたりします。なんでひとりで起きててくれないのか?というと「しんどいし」と言われます。
だからなー、本来薬なんかなくても普通に眠れるように、きちんと食事が出来るように、あといつのまにか薬を飲みすぎてた、ということがなくなるように、入院してきちんと調整して欲しいのですが、子供じゃないから言うことなんか聞いてくれませんし、自分に都合の悪そうなことを言われたら、通院すらしなくなると思います。
こういうのって素人がどう治して行ったらいいんだろうか?家事が出来ない時点で、すでに要介護か要支援の部類だと思うんだけど… (ーー;) 誰に相談したものやらなあ… (*-д-)-з
先日ツイッターの方でもつぶやいていた「クリエイティブ イルネス」という言葉。
もともとの意味合いはこのサイトの解説のような感じだと思います。
http://www.d4.dion.ne.jp/~yanag/creative.htm
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創造の病 Creative illness
The State Hermitage Museum in St. Petersburg
精神医学者エレンベルガー(H.Ellenberger)が唱えた概念。
天才は心が病む経験をしていたという概念である。
フロイトやユングの生涯を研究していたエレンベルガーは、創造的な思想や真理を発見する人々は、長年の神経症的状態を経験していた事実を認め、それを「創造の病」と名付けた。
フロイトは、自身の神経症の体験を自己分析し、精神分析を体系化した。そしてユングはフロイトから破門された直後に内的な危機を体験し、そこから分析心理学を体系化したという。
「創造の病」は天才的な科学者、思想家、作家、音楽家や芸術家、が経験するという。
主な傾向として以下の点が挙げられる。
1、長時間、不休の知的作業へ没頭した後に突然起きる。
2、症状として、うつ病、不眠、頭痛など神経症的な症状が続く。
3、病は数年間にも及ぶことがあり、その人は完全な孤独感に悩むが、知的作業は継続される。
4、回復は突然に訪れ、爽快な気分を味わう。そして自分は新しい精神世界を発見したという確信を携さえ社会的な評価を得る。
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調べてみるとかなり以前に河合隼雄さんがうつ病などの解説に使われるようになったみたいです。
以下、
http://blog.goo.ne.jp/tabero/e/55a3f3452f3f5dd003975ab568fce911 より抜粋させていただきました。
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~クリエイティブ・イルネス~
「創造の病」ではなく、「創造のための病」と言ったら、わかりやすいと思う。
要は、自分の中、の、動きが止まって、うつになっている時、
それは、「心のエネルギーが行き場を失った状態」になったという。
しかし、その心の中で たまっているエネルギーを 出口を見つけて、そこに向けると、
すごい力を発揮する。
負に向けると、自殺 殺人。
正に向けると、クリエイティブ! につながる という。
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私自身も自殺を本気で考えた時期があった。
でも、その時 自分の考えとかを ノートに書くことで、なんとかした。
そして今は、
詩、哲学、blog、企画・・・と現在に、広がっている。
だから自分にとって、この話は よくわかる。
創造のための病・・・ いい言葉。
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自分を殺すためのエネルギーが創造に向かえば、それはかなりの力になるに違いない。いかにもカウンセリング向きの言葉ですが、基本的に自己否定の中にいる患者には力強い励ましになります。
「頑張れ」はいらないけど、「あなたが必要」だという肯定の言葉は時には薬よりも効果的かもしれません。
まあね、別に天才じゃなくてもいいのです。でも「人生が変わった」という新鮮な生まれ変わり体験はちょっと何ものにも変えられない貴重なものになりますから。
いずれにしてもクリエイティブに生きるって大切だよな。
私もせっかく唯一自分に残った大切なものですから、本当に死ぬまで「絵を描くこと」は手放さないと思います。