昨日あたりからネットでえらく取り上げられていた話題。
飛行機の中で泣きやまない赤ちゃんに対しての過剰とも思える反応と、それはないだろう?という声たちと…。まあ、いろいろ考えさせられる問題ではあります。
さかもとさんの元記事
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121119-00000002-voice-pol
それに対しての反応の声
http://matome.naver.jp/odai/2135339928957847801
私個人はやはり乙武さんやつんくさんの意見に同意してしまいますが。
まあ、体調の悪い時だったら、赤ちゃんの泣き声は結構辛いけど、わずかな時間、耳栓だけで充分に解決が可能ではないかと思えます。
赤ちゃんに「泣くな」というのが無茶だよなあ。赤ちゃんは不快とか不安を訴える方法が他にないのに。どうしても飛行機に乗せないといけない事情でもあるのかもしれないし…。やっぱり大人が我慢すべきでしょうね。
私も昔はどちらかというと子供は苦手な方だったんです。
が、5年ばかり小児科医院に勤務してころっと変わりました。小児科だから患者さんのほとんどが子供なわけで、診察のために子供が動かないように頭を固定したり、注射の時、赤ちゃんを抱いていて手が話せないお母さんに替わって抱っこしたり…。
まあ、子供のほっぺってなんてすべすべつやつやなんだろう。大人がいくらスキンケアしたところで、絶対にかなわないよなあ、とか思ってました (^_^;)
元気のある子は待合室で走り回るけど、まあ元気のあるのはいいことだ、でもあとで熱が上がったら困るよ〜、とか考えているうちに、子供が泣こうが赤ちゃんが泣こうがまったく平気になってしまいました (^_^;)
むしろ心配の方が先にたつなあ…。飛行機の中で泣いていたら、大丈夫かな?病気とかじゃないのかな?と非常に気掛かりだと思います。自分が寝ようが寝られまいが全然たいしたことじゃないよね。それこそ大人なんだし…。
今はもうすべての子供は世界の宝だと思うので、表で子供が遊んでいても微笑ましいだけだし、世界のどこかで傷ついたり、命を奪われたりする子供たちのことが一番心が痛みます。
なんというか、人は自分がよく知らないものに対して、それを理解出来ないゆえにいわれのない差別などをしてしまうのかもしれません。
私は介護も経験させてもらったおかげで、お年寄りがやたらと可愛く思えてしまうようになりました。なんとも憎めないというか、微笑ましく思える認知症のお年寄りだっていらっしゃいます。でも相手がどういう風になられても最初に抱いた尊敬の念は最後まで変わることはありません。
まあ、私の場合、核家族ではなく、常に祖父母がいて当然の家に育っていますが。
他にも同級生に軽い知的障害&身体的障害を持つ子もいましたが、別に特別な対応もしていなかたし、ほかの子達と同様に遊んでたなあ。その子が出来ないことはちょびっとフォローしましたけど…。
あとは外国人のクラスメイトとか、幼稚園の時にいましたね〜。
いまのご近所には日本で生まれ育った在日の人たちも少なからずいらっしゃいますが、ごく普通におつきあいしています。…っていうか、普段はそういうことも忘れてますし…。まったく日本の人と同じです。特別視する人たちの方がよくわかりません。
社会には本当にいろいろな人がいますけど、みんな基本は同じ人間、親しくなればいくらでも乗り越えられる壁ばかりです。「おたがいさま」っていうのは大事ですよね。あとを埋めていくのは相手への共感と想像力なのかなあ、と思います。