お互いさま おかげさま ありがとう

両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

こういう社会は変だと思う (ーー;)

死神が去っても、いまのこの国の現状はHSPの私には相当にひど過ぎて、あまり正視したくないというのが正直なところだ。

昨夜もNHK被災した方々へのインタビューをやっていたが、やはりどうしても自分の事のように辛いとしか感じない。

そこへ持ってきて、無能な政府がいろいろと追い討ちをかける。

私はもともと選挙の前から民主党には期待もなんにも持っていなかったし、支持もしていなかった。その連中が私の予想を遥かに上回る無能ぶりを示してくれるから、もう、なにをか言わんや、の心境だ (ーー;)

失望も絶望も通り越して、ただ呆れ果てるしかなかったりする。

まあ、大元の種を蒔いたのは自民党なんだし、共同責任とも言えなくはないけれど。

福島第一の現場では人手が足りないという。

以下の記事など読むと、やはり相当に無茶なことがやられている。

原発収束作業の現場から ある運動家の報告」

http://fukushima20110311.blog.fc2.com/blog-entry-54.html

それでも、もともと原発の作業の最前線に駆り出される人々というのは、事故以前から貧困層が多かったそうだ。派遣会社がいくつも入って、さらには暴力団も人員集めに介入して、何重にもピンハネされる。

被爆やその他の事故で亡くなっても、もともと身元がはっきりしない人が集められていたりすると、本当に有耶無耶になってしまう。

そういうふうに社会的な貧困層の犠牲なしに原子力産業は初めから成り立たないんだよね。社会の中でも最も立場が弱い人を犠牲にしないと得られないエネルギーなんて、もう本当にいらない。

貧困による格差を生み出す社会の構造そのものを変えないと、いつまでも誰かの尊い生命を犠牲にしなければ得られないエネルギーを生み出し続けることになる。そのかわりにごく一部の限られた「利権」を得る人々も存在するんだよなあ…。

そういうのって、やっぱりおかしいでしょう?

脱原発」というのは、あくまでもその象徴のひとつでしかなくて、変えたいのはもっと根本的な社会構造なんだよね。

誰かが犠牲になって、その犠牲のうえに便利さを享受するのではなくて、誰もが平等に安定した生活が営める社会。それだけのことがなぜかくも難しいのか??

今考えないとね。

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