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両親の介護も一段落 双極性2型障害と気長に共生中

孤独感と親しくなる意義

今日は朝から母が体調不良を訴えていました。テトラミドでましになったというので、やはり鬱と関係あるのかもしれません。

自分だけでちょっとでも散歩しようかなあ、と考えていたようで、ニットの帽子などを用意していたみたいですが、そういうことを考えるのも負担に感じたのかなあ…?…と。難しいですね〜。

まあ、私とて、朝のうちは決して調子はよくありません。本格的にやる気が出てくるのは夜になってから、ということもしばしばですし。そのあたりのことはやっぱりこの病気だから仕方がないと思っておりますが…。

 いまだに手紙でしか連絡手段がない友人も、早いことネット接続してくれないかなあ、と願っております。だって、PCはあるんだからさ…。ネット接続さえしてくれれば、いちいち手紙を書かなくても、すぐにお互いの近況がわかるから便利だと思うんだけど… (ーー;) 

正直、私も毎日真面目にブログを書いていると、なかなか紙の手紙まで個人宛で書く気力がなくなるんですよ…。どうしようもない用事の時は別にしても…。

ああ、でもこの意志すらもリアルに手紙を書かなければ伝わらないんだよな〜。もどかしい限りです (ーー;)

twitterで、見知らぬ人の呟きを追っていると、いつの時代でも、特に若い頃はどうしようもない孤独感に呵まれている人が少なくないとわかります。

この根源的な孤独感は家族がそばにいるとか、リアルな友人がいるとか、そういうものとはあんまり関係がないんですよね、実は。

信頼できる、あるいは愛情がある家族や友人の存在は非常に大切なものですが、それだけじゃなくて、この孤独感は「肉体を持って生きている間は、人間はひとりひとり別個の存在である」というところから来ているものだと考えられます。

70億人の人間がいれば、70億の価値観や70億の思考があるし、それぞれの個人の中に巨大な宇宙が存在しているのと同じようなものですから…。しかもどれひとつとして「まったく同じ」ものは存在しないのですね。

ただ、眠っている間だけ、あるいは意識してアクセスを試みた時のみに、いわゆる「集団無意識」の世界に繋がることが出来るので、世界中の神話などはそこから生まれてきたものゆえに、どこかにひどく共通するものがあるのでは?と思うのですが…。

私がものごころついた頃から、ずっとこの孤独感は身近なところにありました。とりわけ内向的なタイプはそれを認知するのが早いように思われます。

だから、子供のころからずっと悩んでいるわけですね。このどうしようもない孤独の意味について。

で、まあ、年齢と経験を重ねて、やっとそれと共にあることを肯定し、慣れ親しむことが出来るようになりました。もとから人というのは孤独なものなんだと思います。

けれども、だからこそ、誰かを理解したい、とか痛みを分かち合いたいとか、そういう意識が自然発生してくるのかもしれません。

で、やがて徐々に気付くようになりますね。各自の宇宙のあいだに存在する果てしない距離を埋めるものが、想像力であり、共感能力であり、思いやりの言葉と行動であったりすることに…。

誰かの心に波長を合わせてみることの大切さを思い知らされます。

先日、ホーキング博士が「最も理解できないのは女性だった」とか述べられていて、なんだかとても微笑ましい気持ちになったんですが、まあ、異性にこころの波長を合わせるのは確かに難しいですよね。

この世界のものが波長とか波動のようなもので出来ているとしたら、いろいろと面白い概念が生まれそうな気がします。

あ、でも私は決して理科系の人間ではありませんし、物理学的なことはよくわかりません。でもそちらのジャンルには面白い可能性がたくさんあるような予感がして、不思議にわくわくする気分になったりするのでした… (^_^;)

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