「ことばが劈(ひら)かれるとき」竹内敏晴・著
内容(「BOOK」データベースより)
からだは、自分と世界とがふれる境界線だ。そこに必死になって生きようとしながら、閉ざされ、病み、ゆがむ“からだ”…。幼時に耳を病んだ著者が、どのよ うにして“こえ”と“ことば”を回復し、自分と世界とのふれ合いを、また、人間関係のダイナミズムをとり戻していったか―。長く苦しい努力の過程を語りつ つ、人間の生き方の根底を照らし出すユニークな一冊。
…なんというか、不思議な本です。
どういうジャンルに収めるべきなのかよくわかりません。
演劇に関係されていた方なので、そちらの方面だけかと思いきや、そうじゃないんですよね。
身体と声と言葉と心、どれも独立して存在しないというか、
自分自身の存在そのものを問いかけられているような気もしますし、
結局は生き方そのものに深く関係しているとか、そんな感じの…。
ああ、やっぱり上手く説明出来ないなあ…。
しかしながら、本当に言葉が他人に届く時に必要なものというか
そういうことも含めて、いろいろと深いものについて考えさせられました。
竹内敏晴さんについては以下をご参照ください
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AB%B9%E5%86%85%E6%95%8F%E6%99%B4