関西広域連合の知事さんたち、ここは
しっかりと頑張って止めてください!
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もんじゅ、引き抜き完了に安堵 今後に厳しい表情も
http://www.chunichi.co.jp/kenmin-fukui/article/kenmin-news/CK2011062502000143.html?ref=related
2011年6月25日
敦賀市の高速増殖原型炉もんじゅで24日、原子炉容器内に落下した燃料交換用機器の引き抜き作業が完了し、日本原子力研究開発機構の関係者らは、一様にホッとした様子を見せた。しかし福島第1原発事故の影響でもんじゅの今後は見通しにくくなっているだけに、厳しい表情ものぞいた。
作業は8時間ほどかけて終了。引き抜きには過去2度失敗し後がなかっただけに、着手前、職員や引き抜きに当たる約20人の作業員の間には緊張した空気が漂った。24日午前5時前、無事完了すると「良かった」と表情を緩ませた。
もんじゅの近藤悟所長も「一つの大きなステップを乗り越えることができた」とコメントを出した。
しかし、福島の事故で国のエネルギー政策の在り方が議論される中、核燃料サイクル構想の中核というもんじゅの位置づけも揺らいでいる。
機構敦賀本部の森将臣広報課長は、報道陣に本年度に予定する40%出力試験など今後のスケジュールのことを聞かれると、それには答えず、「今は、福島の知見を踏まえた安全対策を優先する」と厳しい口調で語った。
敦賀市原子力安全対策課の本多恒夫課長は引き抜き成功に一定の評価をしながら「まずは(機器落下事故の)炉内への影響をしっかり調査し、福島の事故の安全対策をきっちりやること」と注文を付けた。
(立石智保)
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